1 査定結果
県産材を20m3以上使用したものを対象とする。
〔対象戸数:183戸〕
○県産材活用促進助成
30千円×20m3×183件=109,800千円
○伝統技術活用促進助成
150千円×91件=13,650千円
2 復活要求内容
○県産材使用量の条件は15m3以上とする。
<現行10m3・査定20m3>
・制度創設時と比較して1件あたりの県産材使用量は増加
H16平均:14.3m3/戸 → H19平均:19.9m3/戸
・基準を引き上げることにより、利用量拡大を誘導
・住宅規模に応じた木材使用量を考慮した基準を設定
○助成単価を見直し、JAS材利用に係る上乗せ単価を設定
<現行一律30千円/m3>
・単価算出根拠である他県産材との価格差が縮小
A県産JAS製材を活用している場合は、@の単価に非JAS材との価格差10千円を上乗せ ⇒ 30千円
・JAS材の利用促進を通じて木造住宅の品質信頼性を向上
・県民に対する安心安全な家づくりの啓発
・県産材の高付加価値化による需要拡大の推進
○事業期間:平成20〜21年度(2年間)
※JAS製材とは
「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」に基づき制定された一定の基準(JAS規格)に適合した商品。
製品ごとに品質、性能が保証されるため、消費者が安心して使用することができる。
3 復活要求額
区分 | 主な要件 | 単価 | 戸数 | 所要額
(千円) |
県産材利用促進助成
(国4.5/10)
(JAS材使用に係る単価差10千円については単県) | 県産材使用量が15m3以上 | 20千円/m3
(上限400千円) | 240戸 | 96,000 |
上記のうち、県産JAS製材使用分 | 10千円/m3 を上記単価に上乗せ(上限200千円) | 120戸 | 24,000 |
伝統技術活用促進助成
(国4.5/10) | 2種以上の伝統技術を活用 | 150千円/戸
定額 | 120戸 | 18,000 |
合 計 | 138,000千円 |
所要額計 138,000千円−既査定額 123,450千円=14,550千円
<現行事業の概要>
県産材及び伝統技術を活用した住宅建設に対して助成を行うことにより、県産材の需要拡大及び地場産業の振興、伝統技術の継承を図る。
(1)県産材活用促進助成
県産材を10m3以上活用して建設した一戸建て木造住宅に対して使用量1m3あたり30千円を助成(上限600千円)
(2)伝統技術活用促進助成
次の2つ以上の要件を満たす場合、150千円を加算
<手刻み・板張り・左官仕上・日本瓦葺き>