現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成20年度予算 の 生活環境部の消費生活相談事業
平成20年度予算
当初予算 一般事業  知事要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:消費者支援対策費
事業名:

消費生活相談事業

もどる  もどる

生活環境部 消費生活センター −  電話番号:0859-34-2765


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
20年度予算計上額 26,428千円 12,636千円 39,064千円 1.66人 8.00人 0.00人
20年度予算要求額 26,871千円 12,996千円 39,867千円 1.66人 8.00人 0.00人

事業費

要求額:443千円    財源:単県   復活:443千円

知事査定:ゼロ 

事業内容

1 要求理由

●消費生活相談員8名のうち、2名(総括)は単価類型T(月額178千
      円)、6名は単価類型V(同141.1〜161.7千円)の位置づけだが、相談員はいずれも高度な専門性を有し(消費生活専門相談員資格:(独)国民生活センター認定)、悪質商法や多重債務で困っている消費者に助言・あっせん等を実施
●相談員6人は、H20に限り再任用の場合、現行単価(同167千円)を
  特例として認められたが、本来はこの6名も単価類型Tに該当

●この点は、H20に相談体制の抜本的見直しを行う中での検討となる
  が、期末手当廃止(年額△65千円)により支給総額は減となることか
  ら、H20はH19と同様の支給総額を要求する

※ H21以降の処遇は、H20の相談体制見直しの中で、業務の専門
  性・困難性と併せて検討

2 要求内容

相談員6人に対し、従前の期末手当相当額を月額換算した額を、報酬に上乗せして支給 

<支給単価>期末手当相当額:年額65,000円÷12月≒月額5,400円

<積  算> 報酬額 5,400円×12月×6人=388,800円 ≒389千円
         共済費 388,800円×138.43/1000=53,822円 ≒54千円         合  計                      443千円

      ※ なお、上乗せ額は、時間外手当支給単価には反映させない 

<報酬比較表>                      (単位:千円)
現 行
査 定
比較


(H-F)
月ベース
年間
報酬
(D=
C*12)
期末
手当

(E)
年計

(F=
D+E)
月間
報酬

(G)
年計

(H=
G*12)
報酬
単価
(A)
主任
手当
(B)
月計
(C=
A+B)
総 括
(1名)
167
8
175
2,100
65
2,165
178
2,136
△29
副総括
(1名)
167
6
173
2,076
65
2,141
178
2,136
△5
相談員
(6名)
167
167
2,004
65
2,069
167
2,004
△65

3 消費生活相談の現状

●困難事例への対応
  相談者の判断力・交渉力が充分でなく、相談解決のため
  相談員が事業者とのあっせんに乗り出すケースが多い

→あっせん率(事業者との交渉あっせんを行う率)は
   全国平均の2倍超(本県6.6%、全国3.2%)

<主な困難事例>

@認知症高齢者:訪問販売での床下工事契約。すでに

            工事施工済で800万円が支払われて
            いたが、2ヶ月間・41回の交渉で全面
            解約となり、全額返金された。
A知的障害者:6件・200万円の契約トラブルを抱える。
          1年間・56回の交渉で、4件が全面解約。
          また、見守り支援のため、市役所・福祉
          関係機関と連携。
B次々販売被害者:呉服・布団の次々販売で、400万円
            の契約。一部は交渉により解約できた
            が、残る契約は支払困難のため債務
              整理へ。交渉は2ヶ月間・65回。
C若者(デート商法):20代男性が強引な勧誘を受け、宝石
              類70万円を契約。販売業者は威圧的な態度で、交渉は難航したが、合意解約。交渉は2ヶ月間・20回。

●多重債務相談への対応
 ・ 多重債務相談が近年急増する中、早期の債務整理に

      向け解決方法を助言
 ・ 市町村税務課等と連携して、滞納者の中からの多重
  債務者の発見や、債務整理に向けた相談・解決に
  取り組んでいる
      <多重債務相談件数>
      年度
      H14
      H15
      H16
      H17
      H18
      H19
      上期
      相談
      件数
        448
        712
        746
        792
      879
       508

財政課処理欄

 
 このたびの報酬の見直しでは、報酬が職務や職責の困難性や専門性に応じたものとなるよう全面的な見直しを行うにあたって期末手当を廃止することで整理したものであり、見直しによる影響額が多大となる狂犬病予防技術員以外、激変緩和措置を設けるのは適当ではありません。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 26,428 0 0 0 0 0 0 108 26,320
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 443 0 0 0 0 0 0 2 441
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 443 0 0 0 0 0 0 2 441
要求総額 26,871 0 0 0 0 0 0 110 26,761

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0