農道橋梁マネジメント市町村支援事業

１．事業の目的

県営農道整備事業により建設された農道について、市町村により適正な管理が行われるよう支援を行う。

【背景】
• 近年、橋梁やトンネルなどは、予防保全的な取組に重点がおかれてきており、施設の延命化対策などにより既存施設の有効活用を図ることが不可欠となっている。
• 本県の国道、県道においても、橋梁マネジメントにより長寿命化への対応を始めている。
• 大山広域農道において、劣化・損傷から緊急的な補修が必要となっており、その他の橋梁についても早急に現状の把握が必要となっている。
• 農道における橋梁は１４１橋
• 農道の橋梁については、現状が把握されていない。

【点検事業の目的】
• 橋梁の現状を把握し、農道橋の安全性を確認する。
• 点検結果を元に、必要に応じて対策を施すとともに、市町村と一体となり適正な管理体制を構築し、既存施設の活用と延命化をはかる。

【点検事業の概要】
• 農道事業で整備した農道の橋梁について、県が策定した「点検マニュアル」を元に県・市町村協働で点検を行い、現状を把握する。
• 職員で点検できない高橋脚、河川を横架する橋梁等についてのみ外部委託を行う。
  

橋梁現況調査費
• 平成２０年度に全橋梁について調査を実施。
• うち外部委託となる橋梁数　７０橋

• 譲渡している橋梁は市町村が実施（負担）すべきです。
• 譲渡していない橋梁については、市町村への譲渡が進むような仕組みを検討してください。

より譲渡を進めるため、橋梁の点検・診断を市町村と協働で実施する。
• 本来、橋梁の現状の把握（管理の基礎資料の整備）は設置者（県）の責務である。
• 本事業により、橋梁の基礎資料が整備され、管理体制を整えることにより、譲渡の促進にもつなげる。

Ｃ＝　７，０００千円
譲与済橋梁２１橋については、
　　　　　　　の受託事業（10/10）として実施。
市町村から１/２の負担を求める。
負担金　２１橋×１００千円／２＝１，０５０千円

	調査橋梁数 （橋）	H20要求額 （千円）	県 （千円）	市町村 （千円）
譲与済	２１	２，１００	０ １，０５０	２，１００ １，０５０
未譲与	４９	４，９００	４，９００	０
計	７０	７，０００	４，９００ ５，９５０	２，１００ １，０５０