港整備交付金事業（港湾）

■事業目的

　地域再生法に基づく「港整備交付金事業」により、地方港湾（赤碕港、逢坂港）と第一種漁港（御崎漁港、皆生漁港）との一体的な整備を行う。

要求額　２３０，０００千円
・防波堤（第３）延伸　　　200,000千円
・臨港道路整備　　　　　　30,000千円
計上額　　３０，０００千円
・防波堤（第３）延伸　　　ゼロ
・臨港道路整備　　計上　30,000千円
査定コメント：
・赤碕港については、臨港道路のみ計上します。赤碕港の第２、３防波堤嵩上げには、費用対効果に極めて疑問があります。

復活要求額　２００，０００千円　○（要求どおり）
・防波堤（第３）延伸　200,000千円（満額復活）
（部長計上後累計額　２３０，０００千円）

４．８８／１０（４／１０×１．２２（後進地嵩上げ分））

【防波堤の嵩上げの必要性】
（現状）
・防波堤（第３）が延伸されてきたが、越波が頻繁に発生。
（船舶への影響・対応）
・船舶が揺動し、岸壁に接触・損傷する恐れあり。
・本港への避難・船揚げ等の対応を余儀なくされる。
（漁業者の意見・要望）
・「越波が頻繁に発生する港は利用できない。」
・本港同等の越波対策の強い要望がある。
　（本港の防波堤は７．０ｍと非常に高く常時港内の静穏　　が十分確保されている。）
【検討結果】
天端高を４．５ｍ（現況高：２．８ｍ）まで嵩上げすることにより越波がほぼ生じない。
【見込まれる便益】
・荒天時の新港から本港及び船揚場への避難作業の軽減
・荒天時の漁船管理（見回り点検）作業の軽減
・出港（船降ろし）作業の軽減
・漁船維持管理費用の削減

�@平成２０年度は引き続き防波堤（第３）延伸を実施し、整備完了する。
�A平成２１・２２年度については、新港浚渫、防波堤（第２）及び防波堤（第３）の嵩上げを実施し、越波対策を実施して早期供用を図る。