コイヘルペスウイルス病まん延防止対策事業

• 持続的養殖生産確保法でまん延防止等の対応が求められているコイヘルペスウイルス病対策。　
• コイヘルペスウイルス病の広がりを抑え、被害を食い止めるた めに検査、防疫体制を強化し、市町村と協同してまん延を防止
• （１）事業主体　県　
• （２）事業概要　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 　　　　
1. 異常が見られたコイの感染検査　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
2. 陽性が確認された池のコイの移動自粛や処分の指導　　　　　　
3. 周辺民家への注意喚起と監視　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　
4. 養殖場の立入検査　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
5. 疾病コイの処分への立会　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　
6. 持続的養殖生産確保法に基づく命令処分と損失補償対応まん延防止対策をスムーズに行なうために必要な体制の整備（魚類防疫士試験を受験するために必要な魚類防疫技術者養成コース研修本科第２年次と第3年次を受講）
   ２　背景

• 平成１５年１１月に船岡町の民家で初めて県内での発生を確認
• 平成１６年度に県西部と県東部の民家を中心に発生し、一部用水路や河川のコイでも発生
• 平成１７年度に湖山池を含む千代川水系を中心にコイが大量死
• 平成１８年度に民家の池で1件発生
• 平成１９年度は天然水域、個人池、公共機関池で合計1３件発生（天然水域で死亡したコイの回収、個人又は公共機関の池のコイの自主処分によりまん延を防止）

３　予算内訳

• 魚類防疫技術者養成コース研修旅費（実施主体は資源保護協会）　４０２千円（国１／２）
• PCR検査用試薬・資材一式 371千円 （資源保護協会１／２）
• 損失補償経費　５００千円　（資源保護協会１０／１０）
• 「収入」　栽培センター手数料４３千円

1. 魚類防疫技術者養成コース研修本科第２,3年次を受講
2. PCR検査に必要な薬品及び資材
3. 処分命令に係る損失補償（コイ処分、消毒、焼却経費補償）