現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成20年度予算 の 水産振興局のアラメ藻場造成事業
平成20年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産基盤整備事業費
事業名:

アラメ藻場造成事業

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水産振興局 水産課 漁業振興担当  電話番号:0857-26-7317


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
20年度予算計上額 3,553千円 4,023千円 7,576千円 0.56人 0.00人 0.00人
20年度予算要求額 3,553千円 4,023千円 7,576千円 0.56人 0.00人 0.00人
19年度予算額 2,912千円 2,616千円 5,528千円 0.31人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:3,553千円  (前年度予算額 2,912千円)  財源:単県 

課長査定:計上   計上額:3,486千円

事業内容

1 事業内容・所要経費

20年度で5ヵ年計画が終了するため、藻場分布調査、移植後の経過調査並びにアンケート調査を実施し、21年度以降の藻場造成の方向性を検討し、アクションプログラムを更新する。

また、水深10m帯での藻場造成をクロメで実験する。


注)単位:千円、(  )は19年度事業費
項目
実施主体
実施内容
事業費
備考
@アラメ・クロメ種苗生産鳥取県栽培漁業協会移植用アラメ・クロメ苗(種苗)の生産
(912)
979
県が委託
Aアラメ藻場造成
沿岸でのアラメ移植
5箇所
(うち公共連携4箇所)
(422)
410
B藻場造成実践活動助成漁業者・NPO等漁業者等は労務を提供し、県はその他の経費を支援し、協働で藻場造成・調査を実施
(1,200)
1,200
県補助

補助率
10/10

C藻場分布・経過調査・新技術開発鳥取県栽培漁業センター藻場分布調査
移植後の経過調査
クロメ移植技術開発
(270)
541
県事業
事務費
空港港湾課アンケート調査、アクションプログラム更新
(108)
423
(2,912)
3553

2 事業の背景

平成11年度に藻場分布調査を実施した結果、鳥取県沿岸の藻場は減少傾向にあり、同年に漁業者を対象にしたアンケート調査でも半数以上が減少したと回答している。
減少の原因解明は困難であるが、泊漁港での成功事例からアラメ移植により藻場が増殖することがわかっており、回復あるいは現状維持が可能である。

藻場の役割
○魚介類への生育場や餌料の供給
○窒素やリンなどの栄養塩の吸収による水質浄化
○光合成による溶存CO2の吸収(面積当りの吸収量は森林の約5倍)
○生態系の理解を深める一般市民・児童への環境学習の場
藻場が減少すると・・・
(漁業面)藻場を生育場・餌場とする魚介類の減少
(環境面)海域の富栄養化及びそれに伴う赤潮の発生
3 事業の目的
減少傾向にある鳥取県沿岸の藻場の回復を図るため、県内各地でアラメの移植を実施する。


    ○平成16年に策定した「藻場造成アクションプログラム」に基づき藻場造成を実施(平成16〜20年度)。
    ○平成20年には漁業者の多くが「藻場の回復」を実感し、沿岸の豊かな資源の回復が図られることを目標とする。
アラメ海中林

    ○コンブ目の大型海藻
    ○6年の寿命、150pまで生長
    ○水深5mより浅い磯に海中林形成
    ○落ちた葉はアワビ、サザエの餌になる
アラメ苗(種苗)

    ○栽培漁業協会で生産
    ○アラメプレート・株縄を岩盤・コンクリートに装着
クロメ

○コンブ目の大型海藻
○2〜3年の寿命、50〜70pに生長
○水深15mより浅い磯に海中林形成
○アワビ、サザエの餌になる

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年6月補正後 2,912 0 0 0 0 0 0 0 2,912
要求額 3,553 0 0 0 0 0 0 0 3,553

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 3,486 0 0 0 0 0 0 0 3,486
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0