１ 事業内容
〈概要〉
○水産資源・海洋環境に関する情報を多様な方法で発信。
○資源管理のための提言。
情報の流れ
| 情報の区分 | 伝達方法 | 主な利用者 |
水産資源・海洋環境
・魚種分布状況
・水揚げ状況など | ファックス
インターネット
大型ポスター
報告書 | ・一般県民・漁業者
・漁協・水産業界
・行政
・マスコミ |
調査・研究成果
・水産資源の予測
・海洋環境変化 | 大型ポスター
広報会議 | ・一般県民・漁業者
・漁協・水産業界
・行政
・マスコミ |
資源管理の提言
・今後の漁業のあり方 | 漁業者協議会 | ・漁業者・漁協・
・水産業界 |
２ 目的
水産資源及び海洋環境に関する情報を発信し、資源変動と環境変化に対して柔軟に対応できる産地の実現と漁家経営の安定を目指す。
３ 効果
（１）情報を多様な方法で公開することで、鳥取の海と魚の様子を誰もが知ることができる。
（２）試験研究成果は広報会議などで発表することで、その認知度が高まることが期待される。
（３）水産資源の状況、食の安全・安心や、地球環境変化など県民の意識の高まりに対して答えられる。
４ 必要性
○大型ポスター、インターネット、広報会議などの多様な方法で水産試験場の調査・研究の成果を広く公開し、情報の有効活用が必要。
５ 背景
＜情報格差＞
・試験調査の結果や水温分布図などはＦＡＸにより漁業者に伝えていたが各漁家まで行き渡らなかった。
＜読みやすさ＞
・ＦＡＸ文書は文字が小さかったり、白黒の書類であるため水温分布図などは利用しにくいものであった。
＜資源管理への意識の高まり＞
・資源動向及び調査研究の広報会議の開催希望が寄せられている。
＜環境変化への関心の高まり＞
・地球環境変化など県民の意識が高まり、水温や漁獲等の海の変化も身近に感じている。