■■事業概要■■
本事業では、下記項目の対策事業を行い、水防上重要な河川“水防警報河川”を対象に河川堤防の管理強化、あるいは円滑な水防活動を図るものとする。
○堤防土質の調査・安定解析
○堤防管理道の舗装
■■事業の目的・背景・効果等■■
○堤防土質の調査・安定解析
安全に関して堤防に求められる機能のうち、耐浸透機能(流水、雨水の浸透に耐える機能)の点検を行う。
また、計画高水時の堤防の円弧滑り破壊に対する安全率など、堤防の安定性についても検討する。
対策が必要と判断された場合、対策工法の検討を行う。
○堤防管理道路の舗装(切削アスファルト材による簡易舗装)
堤防管理道路の未舗装部分は、堤防内への雨水・流水が浸透する部分となり堤防弱体化の一因となっている。
堤防管理道路を舗装することにより、河川監視パトロール、水防資機材の搬出入などの水防活動が円滑・迅速に行うことが可能となり、危険箇所の早期発見につながる。
⇒切削アスファルトの処分コスト、草木伐開費用のコスト縮減も図れる。
■■経費内訳■■
○堤防土質の調査・安定解析 C=15,000
蒲生川 C= 5,000
八東川 C= 4,000
佐陀川 C= 6,000
○堤防管理道路の舗装 C=10,500
大井手川 C= 3,000
八東川 C= 1,500
私都川 C= 1,500
佐陀川 C= 4,500