現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成20年度予算 の 農林水産部の低コスト林業経営推進のための間伐技術の確立
平成20年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業試験場費
事業名:

低コスト林業経営推進のための間伐技術の確立

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農林水産部 農林総合研究所林業試験場 森林管理研究室  電話番号:0858-85-2511


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
20年度予算計上額 0千円 0千円 0千円 0.00人 0.00人 0.00人
20年度予算要求額 1,704千円 5,334千円 7,038千円 0.63人 0.68人 0.00人

事業費

要求額:1,704千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:1,704千円

部長査定:ゼロ 

事業内容

1 査定の概要


査定額

ゼロ

指摘事項

 この事業によりえられる市場調査結果をもとに、20〜30年後を見越した施業を指導することは困難であると思います。
 適切な間伐の促進の普及啓発を進めてください。

2 課長要求時からの変更点

    • 研究計画の見直し
        • 緊急性、要望がより高い技術開発に集中
          長伐期施業技術開発→長伐期施業も考慮しつつ、間伐手遅れ森林を適切な森林に誘導する技術の開発へ
        • 材質調査の規模縮小
    • 研究内容見直しに伴い研究課題名の変更
          スギ長伐期施業技術の確立と材質特性の解明
          低コスト林業経営推進のための間伐技術の確立
    • 事業費の削減:1,875千円→1,704千円
    • 研究期間の短縮:5カ年→3カ年

3 復活要求理由
    • 10年以上間伐されていない間伐手遅れ林分が約67%
      国産材利用への期待は高まっているが、このままでは、鳥取県で生産される木材の価格は低いレベルにとどまってしまう(チップ材3千円/m程度)
      • 団地化などにより県産材生産拡大に取り組んでいる。間伐手遅れ林分を改良して普通材(合板用材:8千円/m)を生産させる技術が必要。
        • 間伐手遅れ林分を適正な森林に改良する施業技術が求められている。
          「せめて普通材が収穫できるような森林に改良したい!」という森林所有者の声に応える必要がある。
      4 事業の内容
      (1)間伐手遅れスギ林」から、収益性のある木材生産を行う技術の確立
        • 間伐手法・間伐程度の研究、枝打ち技術の研究
      (2)間伐手遅れスギ林」から生産した低質木材の高付加価値利用技術の開発
        • 材の特質調査、住宅用資材の検討
       → ゼロ (査定コメントのとおり)

      5 事業の効果
        • 優良林分増加により、林業家の収入増加が期待され、施業意欲向上に繋がる
        • 県の進める人工林の団地化、集約化が推進され、「低コスト林業」推進される。
        • 県産材の信頼が高まり、県産材需要拡大に繋げることができる。

      6 事業期間  平成2022 年度(ヵ年)

      7 復活要求額    事業費 1,704千円



      参考) 想定される価格変動のイメージ

      財政課処理欄


      丁寧に手入れをされた材ですら、材価が低く、様々な補助制度の活用によって、ようやく、市場に搬出している状況です。
      10年以上間伐が行われていない材を、収益性のあるものへと転換出来るならば理想的ではありますが、前述の現状を考えると、収益性の確保は難しいと思われますし、市場の評価も、数十年後にならなければ解りませんので、研究で成果をまとめたとしても、数十年後を見越して、経費をかけて、事業者が実行に移されるのか、非常に疑問です。

      要求額の財源内訳(単位:千円)

      区分 事業費 財源内訳
      国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
      既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
      保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
      復活要求額 1,704 0 0 0 0 0 0 0 1,704
      追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
      保留・復活・追加 要求額 1,704 0 0 0 0 0 0 0 1,704
      要求総額 1,704 0 0 0 0 0 0 0 1,704

      財政課使用欄(単位:千円)

      区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
      査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
      保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
      別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0