とっとり花回廊施設管理費

１　財政課長査定結果
〇マツクイムシ対策：森林保全課の示す「薬効標準３年」を 基本として、本対策についても、２年に１度から、３年に１度 へ見直し（５１１本を３年間で順次実施）
〇委託料査定額３，２１１千円（要求額６，４２１千円）

マツクイムシ対策に係る委託料の増額要求を行う。

３　復活要求理由

平成２０年度から薬効標準３年の樹幹注入剤の使用により、３年に１回のサイクルで実施することとするが、松はとっとり花回廊の景観の一部と認知されており、防除対策に万全を期す必要があることから、平成２０年度分については、３３１本の防除対策が必要。査定額では実施ができない。
〇　H18に実施した331本の薬効は２年で切れるため、平成20年度に樹幹注入が必要であるが、現査定額では未実施区域が発生し、マツクイムシの被害が発生する恐れがある。

	Ｈ20	H21	H22	H23	H24	H25	６年間の合計所要額
現行 (2年)	(331) 6,421	(180) 3,656	(331) 6,421	(180) 3,656	(331) 6,421	(180) 3,656	30,231
見直し(3年)	(331) 8,988	(180) 4,849	実施 せず	(331) 8,988	(180) 4,849	実施 せず	27,674

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５，５９６　（額を精査）
３３１本の樹幹注入を実施 ５，７７７千円 (必要額8,988千円−査定額3,211千円)

　＊当該薬剤は薬効４年なので、以降、４年毎に実施。
【追加要求】

とっとり花回廊に関する商標登録の更新に係る追加要求
【平成２０年４月以降更新手続きが可能となるもの】

追加要求対象の商標権：３０件　４，５３０，０００円 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　計上　　　

○　とっとり花回廊に関する商標は、文字と図形を併せ４０件登録済み。〔平成10年4月17日から平成12年1月21日の期間に随時登録〕

○　商標権の存続は登録日から１０年で終了するため、継続登録するためには、平成２０年４月登録満了分から随時更新手続きが必要。（申請は登録満了日の6月前から可能）

３　商標権更新登録の必要性

　とっとり花回廊が現在商品化、使用しているものは、既に商標権の効果が波及しているため、第三者が類似品を商品化、使用した場合の花回廊のイメージダウン及び他者の登録による使用権損失などの最悪の事態を防止するには継続して登録していくことが必要。
　なお、指定管理者への業務委託に当たって、シンボルマーク等の使用については、県が商標登録したも のに限って使用することを義務付けしており、県の責任で使用権の確保をしていく必要がある。

５　現在の権利状況

	施設名	キャラクター名	シンボルマーク	キャラク ター図案	権利の効果
商 標 権	〇	○	〇	〇	・指定した商品・役務使用できる ・他人に使用させることができる ・他人の使用を制限できる ・他人の類似使用を制限できる
著 作 権	−	−	〇	〇	・複製する権利 ・他人に利用させることができる ・他人の利用を制限できる