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平成20年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産振興費
事業名:

自給飼料増産支援事業

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農林水産部 畜産課 酪農草地係  電話番号:0857-26-7291


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
20年度予算計上額 34,028千円 13,016千円 47,044千円 1.71人 0.00人 0.00人
20年度予算要求額 39,828千円 12,999千円 52,827千円 1.71人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:8,550千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:8,550千円

部長査定:計上   計上額:2,750千円

事業内容

1 財政課長査定結果
      事業実施期間は、実績を見ながら検討する。
 (1)施設機械整備事業
      ○個人利用バンカーサイロ整備事業(単県補助事業)
        • 40基(要求額:20,000千円)→29基(査定額:14,500千円)
        • 飼養頭数30頭に1基を基本とする。
          30頭以下:1基まで
          31〜60頭:2基まで
          61〜90頭:3基まで
          90頭以上も同様の算出方法により上限数を設定する。
      ○共同利用機械整備事業(国庫補助事業)
        • 計上

 (2)鳥取版耕畜連携推進交付金(単県交付金)
        • 査定額:ゼロ(要求額:2,300千円)
        • 耕種農家、畜産農家共にメリットがあることなので、奨励金の交付は疑問。
        • 耕作放棄地対策については、国が各種メニューを検討中なので、活用を検討すること。

 (3)飼料生産受託組織育成支援交付金(単県交付金)
        • 査定額:ゼロ(要求額:2,500千円)
        • コントラクター組合に対しては、「飼料生産受託組織育成支援事業」により機械整備への助成、飼料用稲の種子増殖への助成等、既に支援を行っている。
        • 今回の要求の助成対象は、経常的な経費であり、更なる支援は疑問。

 (4)トウモロコシ優良品種現地調査事業(県事業)
      • 査定額:449千円(要求額:549千円)
      • 標準事務費のみ計上
     
 (5)自給飼料増産推進事業
      • 計上


2 復活要求理由
 (1)施設機械整備事業(個人利用バンカーサイロ整備事業)
       1頭当たりの飼料給与量は農家毎に大きく異なる。そのため、飼料自給率の向上を図る上で目標とするトウモロコシ作付面積、サイレージ化に要するバンカーサイロの必要基数は、給与量に基づいて決定しなければならず、飼養頭数のみを基準として決めることはできない。

 (2)鳥取版耕畜連携推進交付金
        • これまで、耕種農家による飼料用トウモロコシ生産が進まなかったのは、次のような隘路があったためと考えられる。
          • トウモロコシは畑作物であるため、水田転作体系になじまない。
          • 荒廃地、遊休農地の活用対策として、トウモロコシ作付けを行うには、栽培を軌道に乗せ、収量確保につなげるための排水・除草対策を別途講じなければならない。
        • こうした隘路を解消するために、畑地、荒廃地等を対象とした、栽培初期の条件整備に要する経費相当額として本交付金を交付することは、耕種農家と連携した飼料増産の推進につながる。
      • 国の制度では、水田転作での飼料作推進に向けた面積助成や、耕作放棄地の草地活用に向けた推進指導等が実施可能であるが、畑地での高栄養のトウモロコシ作付けに適した条件整備を図る支援ではないため、トウモロコシ増産につなげるのは難しい。

  (3)飼料生産受託組織育成支援交付金
      コントラクター組合等が受託面積の拡大を図る上での隘路として、
      組織外部からのオペレーター確保ができていないことがあげられる。
        自給飼料作付面積の拡大を図るために、コントラクター組合等の受託体制を強化することは必須。そのため、コントラクター組合等が行う集落の担い手を対象としたオペレーター育成支援が必要。
      3 要求内容
(1)施設機械整備事業(個人利用バンカーサイロ整備事業)
       各整備希望農家の飼料作付面積、給与量から必要基数を算出し、不足する11基分について復活要求
      ・事業実施主体:大山乳業農協
      ・上限事業費:1基当たり1,000千円
      ・事業費:11,000千円
      ・補助金額:5,500千円(補助率1/2)
      → ゼロ (20基の予定を、既に29基計上済。)

(2)鳥取版耕畜連携推進交付金
        耕種農家が、条件不良畑や荒廃・遊休農地を活用して新たに飼料用トウモロコシを栽培し、畜産農家と飼料供給契約(3年以上)を交わす場合、作付の条件整備に必要な経費として、10a当たり10,000円(定額)を間交付
      ・事業実施主体:総合農協
      ・交付金額:2,000千円
      (実施見込面積 20ha)
     → 契約初年度のみ交付する。(2,000千円)
       + 農協事務費 300千円(100千円×3農協)
       → ゼロ (協力していただける範囲で実施。)
    (3)飼料生産受託組織育成支援事業(単県補助事業)
         コントラクター組合等が主体的に行う、集落の担い手を対象としたオペレーター育成研修に要する経費を補助
      ・事業実施主体:コントラクター組合、飼料生産組合
      ・上限事業費:1組織当たり300千円
      ・事業費:1,500千円
          (300千円×5組織)
      ・補助金額:750千円(補助率1/2)
        → 計上(750千円)

    4 要求額
                                             (単位:千円)

    財政課処理欄


    @ バンカーサイロ  ゼロ
       11月補正時には、20年度の整備予定は20基ではありましたが、飼料自給率向上の必要性を鑑み、既に29基計上しています。
       補助上限数を超える場合は、事業者自ら整備してもらってください。

    A 鳥取版耕畜連携推進交付金  
       耕作放棄地等に新たに飼料を栽培するための初期投資経費として、飼料供給の契約を締結した年度に限り、定額で要求どおりの額を交付します。 (要求 3年間 → 査定 初年度のみ)
       なお、事務費はゼロとします。 協力していただける範囲で、事業を執行してください。 
      
    B 飼料生産受託組織育成支援事業  計上

    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    既査定額 31,278 15,626 0 0 0 0 0 0 15,652
    保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    復活要求額 8,550 0 0 0 0 0 0 0 8,550
    追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    保留・復活・追加 要求額 8,550 0 0 0 0 0 0 0 8,550
    要求総額 39,828 15,626 0 0 0 0 0 0 24,202

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    査定額 2,750 0 0 0 0 0 0 0 2,750
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0