林業・木材産業による地域活性化協働支援事業

１　事業の概要

林業・木材産業を主体とした地域活性化に地域の企業・住民・行政（市町村・県）が連携して取り組む活動に対して、必要な経費を支援し林業地としての復権を図る。

２　背景

○智頭・若桜地域は、県内でも有数の古くからの林業地であり、地域の主要産業である林業・木材産業は停滞している現状

「地域産業の疲弊　→　供給力が弱まる」　悪循環


○これら林業地の中には、地域資源を活かした林業・木材産業の建て直しにより、地域が誇りを感じる地域の活性化につなげようとする気運がある

悪循環から脱却しようと模索している地域（企業・住民・市町村）と県が一体となり、林業・木材産業を主体とする地域活性化を図る絶好の機会


※林業・木材産業を主体とした地域活性化に向けた動き

地区	活動主体	活動状況
智頭町	智頭林業・木材産業再生協議会 (H19.11設立) (県もメンバーとして参加)	山側（木材生産）と加工側（製材加工）が連携して、林業・木材産業の再生を目指す ↓ 　再生ビジョンの検討中
若桜町	若桜町の林業を考える会 (H19.3設立) (県もメンバーとして参加)	若桜杉を加工側（製材加工）に安定供給する体制を中心に、林業・木材産業の再生を目指す ↓ 安定的に原木を供給するシステムの検討中

（鳥取市においても、産直住宅による活性化を検討しようとする動きがある）

林業・木材産業の問題点を解決し地域活性化に繋げていくためのプランを作成する場合に、プランづくりに必要な経費に対して支援

→　計上

○補助率及び補助金額

補助率１／３　　補助金の上限５００千円
○補助対象者
市町村を対象に公募

※１／３以上の上乗せを条件とする
○事業実施主体
地域において林業・木材産業を主体とした地域活性化に取り組む団体

※地域の活性化を進めるために、複数の事業者・団体が参加していることを条件とする
○対象経費
・プランづくりに要する経費
（ワークショップのコーディネーターの旅費・報償費など）

・プランに基づく取り組みを行うために必要な経費
（地域の機運醸成のためのシンポジウムの開催など）

・その他　


※人件費・賃金は除く

４　要求額

　
３団体　×　５００千円　＝　１，５００千円