1 課長査定結果
とっとり乾地研倶楽部への支援:ゼロ査定。
(「乾燥地研究情報発信事業補助金」500千円10/10)
「県が継続して補助を行わなければならない必然性を明確に」
2 調整要求内容
<背景・経緯>
- 鳥取砂丘西側に位置する鳥取大学乾燥地研究センターは,乾燥地の砂漠化対処および開発利用に関するわが国唯一の研究機関。「大学共同利用施設」として、国内外から多数の研究員を受け入れており、視察等訪問者も多い。
- このセンターとその研究成果を情報発信する目的で、支援団体「とっとり乾地研倶楽部」が設立。(H12.10.31)産業界を中心に、法人会員、個人会員から構成。
- 県が音頭を取り、地元鳥取市と共にこの取組を支援
(H13年度〜 県500千円、市400千円の補助)
- 国内外に情報発信できる数少ない本県の地域資源として、官民協働でこのセンターを応援。
〜 『とっとり乾地研倶楽部』が支援している主な事業〜
(※企画実施と運営はセンター、経費とPRを倶楽部が支援)
■「乾燥地学術標本展示室」の休日公開とガイド・・・・【通年】
休日来所者:【H18】1,022人 【H19】1,392人
■「一般公開」・・・・【夏秋期・年2回】
(アリドドームの公開、研究講演、センター栽培メロンの即売、風紋再現・観察コーナー、子ども向け研究教室、留学生による交流行事など)
「乾地研倶楽部」の支援がなければ来年度から実施できなくなる
- 『鳥取砂丘新発見伝』では「教養ゾーン」のコースの一つとして取り上げ、
- 「ループ麒麟獅子バス」では運行ルートの停車地に設定するなど、砂丘地観光の一角としての役割を担っている。
本来、センターが研究機関として行う学術研究や成果の広報を超えた部分を当該団体が側面支援している。
産業界・行政が、このセンターを「研究機関」の枠を超えた貴重な「鳥取の地域資源」としてアピールしていくため、今後もこの取組への支援は必要。