とっとりの環境を守る若武者育成事業

１　事業目的

• 県内の高校生が、環境問題に取り組む機会を設けるとともに、若い感覚で各種環境問題の取組手法などを発信し、県民の環境活動への取組を推進する。
• 環境に特化した鳥取環境大学の各種環境活動や研究成果を通じた地域貢献により、県内の環境意識の向上を図る。

• 鳥取環境大学の学生と県内の高校生が、環境施設の見学、自然観察、ディスカッション、ワークショップなどの活動を通じ、各種環境問題に関する学習成果をとりまとめ、県の施策提言に結びつける。

• 鳥取環境大学の学生によるプロジェクト研究等の成果報告
• 高校生による「環境を守る若武者育成塾」の成果発表
• 鳥取環境大学生と県内高校生によるディスカッション
  

• 幼児を対象とした環境学習キット（環境紙芝居など）の製作
• アイドリングストップの普及啓発に関する実態調査
• 地球温暖化対策の広報用パワーポイントなどの作成

３　現状と課題

• 小中学校の子どもたちは、地域の美化活動など環境活動に携わる機会もあるが、高校生になるとそういった機会も減少し、環境活動の実施も少ない。
• また、こどもエコクラブの登録状況をみても、高校での登録は１クラブのみであり、小中学校から継続した環境への取組が必要となっている。
• 県教育委員会では、県内全部の高校でＴＥＡＳの認証取得を目指しており、今後は環境への関心や取組が増加することが期待でき、家庭や地域における取組などへつなげることが必要となっている。