1 事業内容
鳥取県を訪れる県外観光客の約76%が自家用車利用であることを踏まえ、車利用者をターゲットとし、高速道路施設を活用した効果的な鳥取県全体の観光情報の発信に取り組む。
(具体的取り組み内容)
西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社(NEXCO)が管理する高速道路サービスエリアを活用した情報発信に取り組む。(取組期間:平成21年4月〜平成22年3月)
※NEXCOについて
関西地域を中心に、中国・四国・九州各地域の高速道路サービスエリア、パーキングエリア内の商業施設の運営・管理を実施
(1)フリーペーパーへの広告掲載(15,750千円)
NEXCOが年6回発行するフリーペーパー「奔放」へ広告を掲載する。
- 発行部数:100万部/回、広告サイズ:B4カラー1ページ
- 配布形態:サービスエリア内の専用ラックで配布
(2)映像広告
サービスエリアに設置されたディスプレイで鳥取県観光PR映像を放映する。
- 放映時間:30秒CMを1日10回放送 放映期間:6ヶ月間
- 放映するSA:26カ所
(3)リーフレット配架
サービスエリアに設置されたリーフレットスタンドへ、本県観光リーフレットを配架する。
(4)ポスター掲示
※(2)〜(4)での映像、リーフレット及びポスターは、既存のものを活用する。
2 財政課長査定結果
ゼロ(道路企画課、観光政策課、広報課などの関係課とよく調整してください。)
3 部長復活要求理由
[関西本部で実施する理由]
- 要求事業は、関西圏をメインとして西日本全域へ鳥取県全体の観光資源をPRし、誘客を促進しようとする取り組みである。
(自動車道の利活用PRが主目的ではない。)
- 道路企画課が今年度行っている取り組みは、鳥取自動車道の利活用促進対策であり、連携して実施できる部分はあるものの、取り組みの方向性に違いがある。
- また、事業執行にあたっては、NEXCO(本社:大阪)との綿密な調整が必要。関西本部の方がより機動的な対応が可能で、結果的に質の向上にもつながる。
[関係課との調整について]
- 事業実施にあたっては、より効果的な情報発信となるように、観光政策課や広報課などの関係課と連携を図る。
4 事業の背景
鳥取自動車道の本県側開通を来年度末に控え、関西圏からのアクセスの向上について、情報発信を行っているところ。
しかし、それは従来型の媒体の活用(新聞、雑誌等)にとどまっており、マイカー利用者に対する直接的な訴えかけになっていない。
本県への観光客誘致のためには、実際に高速道路を活用し、観光地へ訪れることの多い高速道路ユーザーに対する訴えかけが効果的と考えられる。
さらに、最近の大きな観光トピックスをPRする必要がある。
- 平成21年度に「2009鳥取・因幡の祭典」が開催される
- 中海・宍道湖・大山観光圏が観光庁の「観光整備事業」に認定
平成21年度は、本県への観光客数増加の大きなチャンスであり、思い切った情報発信が必要。
5 債務負担行為要求額
委託料 15,750,000円(上記に要するパッケージ料金)
(債務負担行為とする理由)
平成21年4月の記事掲載のためには、NEXCOへの申し込みを平成20年12月末までに行う必要があるため