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平成20年度予算
11月補正 一般事業  部長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

[債務負担行為]間伐材等搬出促進事業

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農林水産部 林政課 林業振興担当  電話番号:0857-26-7264


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.00人
補正要求額 0千円 228千円 228千円 0.03人
0千円 228千円 228千円 0.03人

事業費

要求額:0千円    財源:単県  (要求額の内訳)

部長査定:ゼロ 

事業内容

事業内容

 間伐の実施・竹の伐採及び間伐材・竹材の搬出を促進し、もって本県における健全な森林の育成、資源の有効利用を図るため、間伐材・竹材の搬出に要する経費に対し助成を行う。


    【対象樹種】
     スギ、ヒノキ、竹(拡充)

    【補助率】
     1立方メートル当たり4,000円(定額)

    【事業対象者】
     県内の素材生産業者、森林所有者、森林組合及びその組織する団体

財政課長査定:0

○査定理由
(1)竹材を対象とすることは、林業振興を目的とした当該事業の趣旨にそぐわない

(2)これまでの支援により、経営環境の一定の向上は図られている。造林事業等の他事業との棲み分けや、補助単価の見直し等を行うこと

(3)条例の期限については、既存条例と同様に2年間とする

復活理由

1.竹林の伐採搬出は本事業の趣旨に沿ったもの

 @本事業の趣旨は、健全な森林の育成であり、竹林の拡大により森林の保全が懸念される状況が出てきているため、竹林を対象とすることは趣旨に叶うもの。

 A竹林の皆伐を行うことでも一定の拡大防止効果はあり、また、事実上多くの竹林の伐採はコスト面からも皆伐で実施されていることから、こうした一般的手法を導入しないと竹林伐採促進に繋がらない

2.低コスト林業の定着にはまだ時間が必要
 @低コスト林業の施策を展開する中で、一部でモデル団地の形成等の取り組みなど、先進的な事例はあるが、低コスト手法の定着化には至っておらず、低コスト林業が一般化するのはもうしばらくの時間が必要

 A森林所有者は、伐採・搬出のみならず、これまでの育林コストも考えた上で、搬出間伐すべきか判断しているのが実情。
   素材販売収入が間伐経費を上回る状況だけでは、間伐材の搬出が行われるとは言い難い。

3.他事業との棲み分けや単価の区分は困難
 ○ 造林事業と本事業の実施主体は異なることもあり、また、造林事業(間伐)の完了届けが提出される年度末までに、本事業が実施されるケースも多く、造林事業を対象外とすることは、運営上困難

 ○ 上記の理由により、造林事業等対象分の単価を別途も設けることも困難

債務負担行為額:338,000千円

84,500㎥×4,000円/㎥=338,000千円

(内訳)
スギ・ヒノキ :79,200㎥×4,000円/㎥=316,800千円
竹      : 5,300㎥×4,000円/㎥= 21,200千円

債務負担行為をする理由

 これまで、年度当初(4月前半)に実施した間伐材の出荷・販売については、補助事業の事務処理上の都合(申請〜交付決定)により、実態として補助対象にならなかった。

 このため、年度当初に出荷・販売したものも補助対象となるよう補助事業者から根強い改善要望が出ている。
 事務処理を前倒しで実施することにより、新年度直後の出荷・販売分から補助対象となるよう対応が必要

条例期限

平成21年度〜平成22年度までの2ヶ年間とする。


(参考)

間伐材搬出促進事業で対象外としている事業

 ○治山事業
 ○とっとり環境の森緊急整備事業
 ○未整備森林緊急公的整備導入モデル事業


財政課処理欄


 竹林については、育林に要した経費や市場の評価等を勘案すると、スギやヒノキと同列に扱うことに著しく違和感があります。

 また、8年目の当事業に加えて、森づくり作業道整備事業、低コスト林業推進事業(19年度〜)、森林環境保全税による嵩上げ補助(20年度〜)等の多様な支援により、経営環境の一定の向上は図られていると考えます。
これまでの施策の効果の分析と今後の課題の整理を行った上で、補助単価の見直し等も含めて、当初予算編成において制度のあり方を検討してください。

 なお、4月前半の出荷・販売分については、補助対象期間の整理と迅速な事務処理により、21年度当初予算で対応可能と考えます。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求総額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0