1 背景・目的
○多くの県内企業が自社やその製品(サービス)の認知度向上や社員育成のための外部交流等コミュニケーション不足の課題を抱えている。
○一方で、本県は今年度ボランティア行動者率日本一(H19発表総務省社会生活基本調査)に輝き「しんせつ県とっとり」ブランドをPRする良い機会でありながら「環境」「男女参画」等の各種社会貢献認定取得は今一つ進んでいない。
○このためC(ちゃんと)S(世間と)R(連携)し企業の社会的責任(CSR)を果たす「とっとり人と社会にやさしい企業」(仮称)を県が世間に成り代わって評価し本業の向上に一役買いたい。
○本事業はこういった「やさしい企業」の悩みを日常的に把握・解決し世間とを信頼の絆でつなぐオープンな連携の場(ネットワーク)を構築するために産学金民媒公による準備委員会を設置し具体的な仕組みを検討する。
2 事業内容
(1)ネットワーク構築準備委員会の設置
検討
事項 | ・会員の範囲、活動内容等の制度設計
・SNS等コミュニケーション&PRツールの開発
※開発に必要な経費は補正予算で対応 |
(2)委員の選定
CSRによる次世代型経営戦略と地域産業活性化に想いがありネットワーク設立後も引き続き活動推進役を担っていただける各界各層の幅広い分野の方々に依頼する。
分野 | 人数 | イメージ |
産業 | 5 | 企業経営者・従業員(県内3企業、県外2企業) |
学術 | 2 | 地元大学等教育学術機関 |
金融 | 2 | 地元金融機関 |
民衆 | 2 | NPO、地域ビジネス等の非営利的事業活動者 |
媒体 | 2 | CATV・新聞等の地元マスメディア、プロバイダ等 |
公共 | 2 | 県市町村等の行政関係者 |
(3)活動計画
・委員会(月1回程度全5回) ・事例調査
・9月補正を目途に必要なコミュニケーション等ツール予算を検討
※最低限度の機能であれば150万円程度から構築可能
3 「とっとり人と社会にやさしい企業ネットワーク」の概要
会 員
資 格 |
各種県認定社会貢献企業とその紹介企業(鳥取県における何らかの社会貢献が認められるもの)の経営者及びやる気のある従業員、教育学術機関・公益的団体・行政等の役・職員、及び生活者サポーター ※全て実名で通常は代表者を置かない |
活 動 |
企業PR(企業PRは認定企業に限る)、情報交流(年1回の総会、年数回のオフ会等)、新事業立案等
※日常的PR・交流ツールとしてSNS※を整備 |
事務局 |
商工労働部経済政策課 |
※SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス):社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスのこと。登録制、招待制などのいくつかの仕組みがある。
4 所要経費
1,055
2,169千円
(内訳) 855
○準備委員会開催費1,264千円→標準事務費枠内対応
200
○事例調査費 732千円→11人⇒3人分計上
0
○連絡調整費 173千円→標準事務費枠内対応