【部長査定】
デザイン力強化については既に産業技術センターで実施済
【査定の概要】
関係団体が開催するフォーラム等のテーマとして取り上げ
ていただいてはどうか
【復活の理由】
〇製品開発力を高めるためには、市場志向性を高めるための
創意工夫(デザイン力)が必要
→ デザイン的手法により独自技術を生かした製品提案、
自社製品製造型へ
〇しかし、デザインの本質(課題解決方法の一つ)・重要性
が産業界に十分に理解されていない
→ 経営者の意識改革が必須
〇県内のデザイン産業はグラフィックデザイン中心で“もの
づくり”に活かされていない。
〇県内産業は下請型の生産構造により、製品企画・設計・販
売プロモート力が不足。また、外部デザイナーを活用する
にも、一定以上の企業側のデザインスキルが必要となるが
スキル不足は否めない
→ 企業内デザイン力のスキルアップと定着が必要
〇県内企業からのデザイン活用に関する意見
・著名デザイナーの話を聞き、経営戦略を進める上での
デザインの重要性を認識。デザイン活用により自社製
品を開発
・デザイン力をつけたいが県内では勉強する機会がない
○経営者の意識啓発によるデザインマインドの芽生えから間
をおくことなく実践の場(企業内デザイン力の育成の場)
を提供していくことが、デザイン活用の実効性を高めるの
に効果的
※デザインとは
問題解決のために計画を立ていろいろ創意工夫する
行為
⇒ @顧客が求める(であろう)をものを把握
A社の特性を生かした製品を設計
B社の経営資源(技術、組織等)とコストを念
頭においた製品開発
C製品をわかりやすく顧客にプロモート
【復活要求の内容】
1 事業目的
下請型の県内企業が総合的デザイン力を活用することに
より、市場価値・評価の高い製品を生み出し提案型・市場志
向型の企業として打って出れるよう、経営者のデザインの重
要性に対する意識啓発、企業内デザイン力の向上を図るとと
もに、企業が手軽にデザインが活用しやすい環境を整備する。
項 目 | 事 業 内 容 |
プラットホームづくり
0
745千円 | 【目的】
・企業が手軽にデザインの活用ができるような環境づ
くり
【内容】
・県内企業等のデザインに関する実態調査
<調査項目>
デザイン部署、デザイナーの状況
県内デザイナー情報
・関係者間のネットワークづくりの場の提供
→ 出会いの場の設定(フォーラムに併せ開催)
<参加者>
企業、デザイナー、県関係機関 等
・プラットホームづくり
デザインを利用しやすい環境整備のため支援関係者 の連携の構築を図る
→ 連絡調整会議の開催(3回)
・関係支援団体間の連携内容と各団体の具体的 役割分担の検討、情報交換
<関係者>
県デザイナー協会、日本産業デザイン振興会 大学、商工団体 産業技術センター 等
|
項 目 | 事 業 内 容 |
フォーラムの開催
0
1,115千円 |
【目的】
・県内企業の経営者のデザインに対する意識啓発
(デザインマインド育成)
【対象】
・県内企業の経営者レベル、県内デザイナー
【テーマ】
・経営戦略におけるデザインの重要性
【内容】
@講演会
<講師>
県外著名デザイナー
<内容>
市場性の高い製品を産み出す上でのデザインの役割・重要性
A座談会
<参加者>
講師と希望者による意見交換会(座談会)
<進行>
県内デザイナーOR有識者 |
デザイナー育成塾の開催
0
2,193千円 | 【目的】
・企業内において製品開発プロジェクトが立ち上げられ
るような企業内デザインスキルの向上
【対象】
・県内企業の経営者・社員
【内容】
・1会場4回、計8回
・製品開発の段階ごとに、デザインの活用方法につい
て講師の講和と演習
1〜3回目;製品開発段階ごと(製品企画、設計
製造、販売)の実践方法
4回目;企業の課題の解決方法について受講生によ
るプレゼンテーションと討論
・講師;著名デザイナー |
トライアル事業実施
0
8,460千円 | 【目的】
・外部デザイナーとの共同開発を通じて、デザインス
キルにより磨きをかける
(デザイナー育成塾の成果を実践へ)
・市場価値のある製品を生み出すことにより、県内他
企業への波及効果も期待
(デザイン活用の有効性に対する認識の浸透、や
る気の創出)
【内容】
・県内中小企業が外部デザイナーを活用し、共同で市
場志向性の高い新たな自社製品づくりを行う場合、
外部デザイナー等の活用経費の一部を助成
<補助対象者>
デザイナー育成塾受講者のうち優秀な自社製品
プロジェクトプランを作成した中小企業
<補助対象経費>
デザイナー及びコーディネータ(デザイナーと
企業内デザイナーとの調整役)の報酬及び旅費
<補助率及び補助上限額>
2/3、2,000千円 |
2 経 費
0
12,513千円
<内訳>
プラットホームづくり 745 千円
フォーラム開催 1,115
デザイン育成塾 2,193
トライアイル事業 8,460