【部長査定】
・企業ガイダンスは標準事務費枠内対応
・長期インターンシップは期間を1ヶ月
1 目 的
ハローワークに登録された求職者の適正なマッチング(就職)を促進することにより、繰越求職者数の削減及び採用後の早期離職者数を抑制して、全体の求職者数の減少を図り、有効求人倍率の上昇に資する。
2 背 景
(1)本県の有効求人倍率低迷の原因は、有効求職者数が増加傾向にあることが要因。
(2)有効求職者数の増加傾向の原因は、繰越求職者、新規求職者及び在職求職者の増が要因。
3 企業の意見等
求人企業等から、マッチングに関して、次のような意見がある。
(1)ハローワークから紹介された求職者はすぐ辞める。
→ ハローワークは多くの求職・求人のマッチングを行うため、きめ細やかな支援が困難。
→ 求人企業の意向を踏まえてハローワークが求職者を厳選しようとすると、「なぜ紹介しようとしないのか」等の求職者の苦情あり。
(2)求職者は求人票により求人のある企業名や労働条件等は概ね承知しているが、仕事の内容の詳細や企業の求める社員像等はほとんど知らない。
(3)若年者就業支援員によるマンツーマンの職場体験講習を通した就職事例は、早期離職が少なく、企業からも適任者を採用できたと評価されている。
3 事業内容
(1)地域別企業ガイダンスの開催(1,210千円)
→標準事務費枠内対応
東・中・西部の各地域で求職登録者を対象として、求人登録企業等による会社説明会を開催し、求人票だけでは分からない業務内容の詳細や求める人材の考え方を直接求職者にPRすることで、求職者の企業選定の機会を増やすとともに、就業意欲を喚起する。
@開催回数:各地域2ヶ月に1回程度開催。
A開催方式:教室形式及びブース形式による企業ガイダンス参加者のうち「長期インターンシップ」希望者へ人材バンクへの登録を呼びかける。
B参加機関等:ハローワーク、鳥取県ふるさと定住機構、県及び求人企業が連携
5,200
(2)求職者向け長期インターンシップの実施(15,300千円)
一般求職者(就職困難者等国の実施しているトライアル雇用対象者は除く。)に対する職場研修を委託実施することにより、雇用のミスマッチや早期離職を抑制する。
@委 託 先:鳥取県ふるさと定住機構
A委託内容
求職者向け長期インターンシップ(職場体験講習)の実施
1ヶ月
・期 間:3ヶ月以内
・対象者:50人(50社)程度