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平成20年度予算
5月補正 一般事業  課長要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:障害者自立支援事業費
事業名:

てんかんのある方の支援者等研修プログラム検討事業

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福祉保健部 障害福祉課 精神保健福祉係  電話番号:0857-26-7862


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.00人
補正要求額 3,109千円 1,142千円 4,251千円 0.15人
3,109千円 1,142千円 4,251千円 0.15人

事業費

要求額:3,109千円    財源:基金10/10 

課長査定:計上   計上額:2,917千円

事業内容

1.補正要求理由

新規事業
 平成19年度に行ったてんかん患者に係る実態調査※を通して、課題が明確になったため、課題に対する対策を実施し、てんかんのある方が社会参加しやすい環境を整える。
(課題)
  ・てんかんに対する誤解や偏見
  ・支援者の理解不足
(課題に対する対策)
  ・支援者人材育成プログラムの作成
  ・普及啓発プログラムの作成
  ・生活支援ネットワークの構築
※平成19年度6月補正:障害者自立支援調査研究プロジェクト事業



(参考)
 アンケート調査から分かった課題
 てんかんのある本人、一般市民、医師会等を対象にアンケートを実施。
 アンケート実施時期:平成20年2月〜3月

対 象

課 題 

てんかんのある人
                          

・就労先がない
・発作に対する不安
・将来的な生活のサポートについて
就労、生活、医療的な側面からの課題

県民、一般企業

てんかんに関して、
・病気や発作に関する知識が乏しい
・交際や雇用をためらう
てんかん患者の社会参加に関する課題

医療福祉関係機関

・てんかんの診療や福祉制度の利用につ いての理解が十分でない(医療機関)
・支援をするうえで必要な病気の知識や福祉制度についての啓発ができていない(福祉施設等)
支援体制に係る課題


 てんかんとは
「種々の病因によってもたらされる慢性の脳疾患であって、大脳ニューロンの過剰な放電から由来する反復性の発作(てんかん発作)を主徴とし、それに変異にとんだ臨床症状および検査所見をしめすもの」 (WHO てんかん辞典)
 
 *てんかん発作
 てんかん発作に伴う主な症状は、強直性、間代性などの不随意運動、つまり痙攣(けいれん)であるが、痙攣を伴わない発作もある。また、意識障害として突然意識を失う・記憶が飛ぶ・急に活動が止まって昏倒する場合もある。ただし、大半の発作は一過性であり、数分〜十数分程度で回復する。 

2.事業内容

(障害者自立支援対策臨時特例基金事業10/10)

区   分

事業内容

(1)てんかんのある方の
   生活支援検討委員会の開催
                (3回)
      

@てんかんのある方の支援者人材育成プログラム、一般啓発用プログラム(モデル事業)について
A生活支援のためのネットワーク構築について

 < 委 託 >
(2)モデル事業にかかる
  ワーキンググループ
  の開催(5回) 
             

@てんかん患者との関わりを持つ専門職の資質の向上を目的とした人材育成プログラムの作成
(対象:医療関係者、障害福祉サービス事業者、就労支援事業者等)
A一般啓発用プログラムの作成

 < 委 託 > 
(3)人材育成研修セミナー等の  実施

  

検討委員会で作成したプログラムを用いた研修等の実践
@人材養成研修の開催(2回)
効果的な支援の方法について(仮題)
・対象者:てんかん患者と関わりを持つ専門職
A一般啓発セミナーの開催(1回)
正しい知識について(仮題)
・対象:一般県民、当事者・家族、その他関係者等

       査定 2,917千円
( 合 計 )   3,109千円
 
(委託先)日本てんかん協会鳥取県支部

3.事業の今後の展開
 
○今年度作成する支援者人材育成プログラム及び普及啓発プログラムを、県の地域生活支援事業等の人材養成研修、各種団体が実施する研修等に活用する。
○当事業の検討会(専門的知識を有した委員で構成)において議論された内容に基づき、直接的な支援体制を整備する。

4.事業の効果
○市町村や直接相談を受ける事業所、医療機関において、てんかんに対する認識が深まり、生活支援サービスを受けやすい体制(支給認定を受ける等)づくりが整う
(てんかんのある方の支援体系図 :下図)

(てんかんのある方の支援体系図)


財政課処理欄

 標準事務費については、枠内で対応してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 3,109 0 0 0 0 0 0 3,109 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 2,917 0 0 0 0 0 0 2,917 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0