【目 的】
中部地区の実情に応じた教育課題の解決を図るため、中部教育局が主体となり、独自に企画立案した事業を実施する
【事業概要】
1 小中学校連携強化事業(定数)(H18〜H20)
小・中学校が協力して9年間の計画的・継続的な教育活動を充実させるため、人事交流等を行う。(3年目)
○北条小学校・北条中学校相互の人事交流
- 小中連携担当教員配置(3年間)
- 体育・保健体育、英語、算数・数学等の教員交流授業
○小・中学校連携協議会の開催(毎月)
- 管理職、教務主任、連携担当教員、町・県指導主事で構成
○小中連携だよりの発行
【成果】
○隣接校のメリットを活かした交流事業の充実
○9年間の教科指導を見通した教科カリキュラム
2 小中学校・高等学校連携推進事業(H19〜) 要求額431千円(730千円)
小中学校と高等学校の連携・交流を行い、相互理解を深めるとともに、小中学校での高等学校まで見据えた教科専門性と教育活動を充実させることにより、進路意識の高揚と学ぶ意欲の向上を図る。
また、高等学校入学後の不適応の減少など教育課題の解決を図る。
○高等学校での体験授業
- ペーパーホルダー製作
- ネットワーク教室
- ロボット製作 等
○高等学校からの出前授業
○中学生と高校生の生徒会交流
○小学生と倉吉農業高校生の米づくり体験 等
3 中部地区授業力向上事業(H19〜21) 要求額429千円 (448千円)
中部地区児童生徒の学力向上のため、教師の教科の授業力をめざし、教科のエキスパートの育成と魅力ある授業づくりのためのネットワーク構築及び小・中学校教育研究会の研究実践活動の充実に資する。
- 授業力向上推進会議の開催
- 教科別研究チームの研究
- 授業力向上講演会及び成果発表会の開催
- 魅力ある授業づくりパイロット校の創設
- 研究成果の還元
4 [廃止]特別支援教育県民啓発推進事業 要求額0円(301千円)
【廃止理由】
発達障害に関する、正しい理解と適切な支援及び援助の必要性等の啓発活動が、さまざまな機関等で進んでいる。今後は、学校・実際に担任している教員等の支援に重点を置くこととする。
【事業概要】
LD、ADHD、高機能自閉症等を含めた障害のある幼児児童生徒及び発達課題を解決できないために育ちに歪みを生じている幼児児童生徒の正しい理解と適切な指導及び支援の必要性を啓発するため、保護者、教職員を含めた関係者対象に講演会、研修会を実施。
「中部の教育充実推進事業」の効果
・ 中部地区小・中学校の魅力ある授業づくりネットワークの構築と学力の向上
・ 学校種間のスムーズな接続の実現と発達課題に応じた教育の実践