1 趣 旨
県内高等教育機関(鳥取大学、鳥取環境大学及び鳥取短期大学)と連携することにより、相互の特色ある機能を活用し、教員の資質・能力の向上や教育上の課題について、鳥取県の教育の充実発展に資する。
※定期的に意見交換会を実施(鳥取大学との連携協力協定 等)
2 事業概要
(1)高等教育機関との連携実現化事業(689千円)
本県の教育の現状と課題を高等教育機関・校長会等と共有化し、鳥取県教育の自立への方策を考える。
○ワーキンググループの設置
高等教育機関と県教育委員会事務局等を構成員として、県内の教育課題について検討及びまとめ
メンバー:鳥取大学、鳥取環境大学、鳥取短期大学
各学校長会代表、県教育委員会
○鳥取県教育の展望を語る会(仮称)の開催
ワーキンググループによる検討結果を、教育関係者及び県民に対して、発表
・日時:平成20年7月頃
・会場:県民文化会館小ホール
・参加対象:教育関係者及び県民
・内容:学生教育ボランティアの活用について
大学による授業支援について
教員免許更新制について
パネルディスカッション など |
(2)学生教育支援隊(学生教育ボランティア)活用推進事業(980千円)
学生に教育支援を求める幼保・小・中・高等学校・特別支援学校のニーズに対して、その運用を円滑に行うためのシステムを構築する。
○内容
学生は講義の空き時間等を利用して、学校の様々な教育活動に参加・体験
[例]
・児童生徒の学習支援や特別支援
・スポーツや文化活動等の様々な体験活動や交流活動の支援
・児童生徒の気軽な話し相手、遊び相手
○募集方法
・ホームページを通じて学生に情報提供
○登録・受入れ
・学生が自分の希望に合うものを選び、大学の受付窓口に登録後、該当の学校等と具体的な打合せ
○経費負担
・ボランティア保険加入料
・交通費
○平成19年度登録者数
・鳥取大学31名(10月12日現在)
3 効果
・県内各高等教育機関相互及び教育委員会との連携強化
・学校、地域社会の中での教育活動の充実
・教員志望の学生の指導力の向上
・県民への教育に関する情報提供