事業費
要求額:367千円 財源:単県
課長査定:計上(一部ゼロ) 計上額:145千円
事業内容
1.事業内容
○水質汚濁の著しい狐川において、「狐川を美しくする会」をはじめとする地域住民が主体となって実施する河川浄化について、浄化資材購入費の補助を行う。
・河川浄化資材購入費の補助(10/10)
・事業主体:狐川を美しくする会(S62発足、会長:山田幸夫)
○狐川下流部の滞留区間{松並新橋(松並町)〜池端橋(田島)}L=450mにおいて、「有用微生物群※(EM)」を利用した簡易かつ低コストでの河川浄化対策を試験的に行い、地域住民の環境再生への気運を高める。
※有用微生物群(Effective Microorganisms:以下、EMという。)
自然界にある微生物の中でも、有用な微生物を集めたもので、さまざまな汚れをきれいにして腐敗菌を抑える働きをもっている。 例)乳酸菌、酵母菌、光合成細菌
2.目的・背景
○都市河川である「狐川」は、平常時の流量が少なく、河川勾配が緩いことや潮位の影響により下流域は滞留しており、汚泥の堆積による臭い等、河川環境の悪化が進行している。
○狐川沿川のNPO「狐川を美しくする会」などの地域住民が行う河川浄化の活動に対して支援を行うことにより、河川環境の改善に寄与するとともに、地域住民が主体となって行う河川浄化対策の仕組みづくりを行う。
3.要求概要
(1)要求のポイント
・EM活性液の製造作業は、1次活性で製造した活性液(原液)を、さらにタンク内で発酵(2次活性)させ、これを河川に投入する。当初予算要求において、2次活性時に、米のとぎ汁がEM菌のエサとなると誤認(実際にはエサとなる糖蜜が必要)していたため、今回、実際に必要となる糖蜜の購入費を追加要求するもの。
・当該河川浄化対策を、今後継続して実施するかどうかの判断材料として、また現在の状況把握のため、効果検証を含めた水質調査の実施を地域住民は強く要望しており、所要の経費を要求するもの。
(2)要求内容
○当初予算120千円⇒487千円(増367千円)
区 分 | 内 容 | 要求額 |
【増額】
ア.資材購入費 | ・追加で必要となる糖蜜(244リットル)他。 | 145千円 |
【補助対象の拡大】
イ.水質調査費 | ・試行区間を含めた2箇所で、水質6項目を年2回実施。 | 222千円 |
4.事業計画
(1)事業期間:H19年度〜H20年度(2ヵ年)
(2)全体事業費:987 620千円
H19年度:500千円、H20年度:487 120千円
(3)事業実施主体:狐川を美しくする会(5地区33町内会)
城北地区8町内会により「城北地区狐川再生推進協議会」を立ち上げ、EM活性液の河川投入を月2回実施。
(4)今後の取組み
EM活性液による河川浄化の効果が認められた場合には、会の主要な取組みとして予算の重点配分や対象範囲の拡大を検討する。これに対し、市は積極的に支援するとともに、県も可能な範囲で協力を行う。
財政課処理欄
資材購入費について計上します。県の支援は今年度で終了しますので、次年度以降、地域住民による自主的な取組へ移行してください。水質調査については、県の関係部局・機関等と連携、協力して実施するようにしてください(既定予算対応)。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
現計予算額 |
120 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
120 |
要求額 |
367 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
367 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
145 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
145 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |