1 補正要求理由
基金の運用について、当初予定していた定期預金を有価証券に代えたこと、預金利息が大口定期預金県一括化に伴って当初見込みに比べて増えたことにより、平成20年度当初予算の見込みを上回る運用益が発生することによるもの。
※有価証券の利払いが9月に行われ、その時点で基金に積立てるため、今回補正が必要。
2 要求額の内訳
区分 | 当初 | 補正 | 計 |
介護給付費負担金 | 6,196,944 | 0 | 6,196,944 |
地域支援事業交付金 | 197,725 | 0 | 197,725 |
財政安定化基金拠出金 | 124,035 | 0 | 124,035 |
財政安定化基金償還金 | 206,075 | 0 | 206,075 |
財政安定化基金運用益 | 6,691 | 11,000 | 17,691 |
合計 | 6,731,470 | 11,000 | 6,742,470 |
3 所要経費(今回要求額:11,000千円)
区分 | 当初 | 見込み |
大口定期預金利率 | 0.415% | 0.700%〜0.850% |
スーパー定期預金利率 | 0.250% | 0.250% |
北海道債 | - | 1.120% |
大阪府債 | - | 1.600% |
利息等収入見込 | 6,691千円 | 17,691千円 |
※H20.10.31以降の大口定期預金の利回りは諸般の事情を勘案し0.85%程度と推定した。
17,691千円−6,691千円=11,000千円
4 関係法令
【介護保険法】
第147条
7 財政安定化基金から生ずる収入は、すべて財政安定化基金に充てなければならない。
【鳥取県基金条例】
別表第3
1 鳥取介護保険財政安定化基金
第4欄
一般会計歳入歳出予算に計上して当該基金に積立て
5 事業概要
介護保険財政安定化基金拠出金・償還金の積立
介護保険の財政安定化に資する事業に必要な費用に充てるため、県に基金を設置する。
基金への拠出金及び過年度貸付金の償還金を基金に積み立てる。(拠出割合:国、県、市町村 各1/3)
当該基金は市町村が介護保険料の未収等に伴う資金不足にに対して、交付又は貸付を行うために積み立てを行うもの。