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平成20年度予算
9月補正 一般事業  課長要求      支出科目  款:警察費 項:警察管理費 目:警察本部費
事業名:

警察業務系ネットワーク回線統合整備事業

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警察本部 警察本部会計課 予算係  電話番号:0857-23-0110(代)


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.00人
補正要求額 13,513千円 761千円 14,274千円 0.10人
13,513千円 761千円 14,274千円 0.10人

事業費

要求額:13,513千円    財源:単県 

課長査定:計上   計上額:6,538千円

事業内容

1.鳥取情報ハイウェイの効果的利用

(1)ネットワークの統合

     鳥取県警察においては、これまで警察情報の安全管理に係る警察庁指導もあり、業務毎に異なるネットワークを構築していたが、この度、警察庁との協議により、その一部について鳥取情報ハイウェイの利用が可能となったことから、現行のネットワーク網を警察本部出先機関及び黒坂署を除いて鳥取情報ハイウェイを中心としたネットワークに切り替えることにより、ネットワーク全体の高速化及び回線料等の維持経費削減を図ろうとするもの。

    (2)ヘリコプターテレビ映像配信システムの計画変更
     平成20年度当初予算で智頭署、浜村署、黒坂署を除く6署分について「ヘリテレ映像配信システム」の導入が認められたが、計画の過程で上記のネットワーク統合の構想が具体化したことから、この計画については、二重投資を防ぐため、導入時期をネットワーク切り替え時期に変更しようとするもの。

    (3)警察業務の改善
      通信速度の改善が図られ、通信指令(110番)において、警察本部司令室から各署への地図データなどを速やかに送ることができるなどの効果が期待できる。
     ・現在の通信指令システム 64kbps
     ・情報ハイウェイ         1Gbps
     
      ※1Gbps=1,000,000Kbps
       現在の端末速度64Kbpsとすると、1Gbpsは約16,000倍の速度
       通常画質の動画は5Mbps程度。
       幹線で約120〜200の動画を同時通信可能

     
    (4)ネットワーク切り替え前後のイメージ

    ※トリピーネットとは、鳥取県警察WANシステム。

2.ネットワーク更新スケジュール

区  分
作業概要
平成20年10月下旬入札
平成20年11月〜12月ネットワーク設計・機器導入
平成21年1月ネットワーク更新作業
平成21年2月ネットワーク接続試験
平成21年3月1日ネットワーク切り替え・運用開始
平成21年3月旧ネットワーク機器撤去作業

3.回線料の削減額

<月額>
区  分
削減額(円)
トリピー通信回線料
370,507
県庁LAN通信回線料
20,556
通信指令システム通信回線料
395,893
合  計
786,956
<年間>
 786,956円×12月=9,443,472円≒9,444千円の削減

4.所要経費

(1)リース料・・・(H21.3.1〜H26.2.28) 新規
 (千円)
区  分
内  容
設置場所
5年間
リース料
※月額
リース料
情報ハイウェイ
 通信機器
L3スイッチ等警察本部
警察署
17,860
298
トリピーネット
 通信機器
暗号化装置警察本部
2,104
35
通信指令システム・ヘリテレ映像配信システムルータ・
サーバ等
警察本部
警察署
10,291
172
合計
30,255
505
※年間リース料 505×12=6,060千円
                    0   (枠内対応)
    平成20年度(1月分) 505千円(標準事務費枠外要求)
               22,468
    平成21〜25年度 29,750千円(債務負担行為額)
    (総所要額       30,255千円)

(2)初期投資経費
区 分
内       容
金額(千円)
情報ハイウェイ設定変更情報ハイウェイ用共通機器のネットワーク設計・設定作業
287
(一部枠内570)
954
トリピーネット改修情報ハイウェイ接続後も継続使用する機器のネットワーク設計・設定作業
1,382
1,536
情報ハイウェイの光ケーブル配線郡家署、智頭署、浜村署、八橋署の接続ポイントから署内に光ケーブルの引き込み作業
3,110
(一部枠内2,620)
6,374
庁舎内LANの配線鳥取署を除く8署について、通信機械室から会計課までの配線作業
0(枠内1,351)
1,689
違約金トリピーネット(NTT)及び通信指令システム(エネルギアコム)について、長期割引き期間中の契約解除に伴う違約金
1,759
(一部枠内665)
2,424
通信民間サービス回線警察本部・黒坂署間のヘリテレ用回線使用料
0(枠内31)
31
合計
6,538
13,008
    平成20年度      13,008千円6,538千円
    ・委託料        2,490千円  →,669千円
    ・標準事務費(枠外)10,518千円  →,869千円
    ※枠内対応                5,237千円 
 (3)合計         43,263千円9,006千円
    内訳:平成20年度  13,513千円→ 6,538千円
        平成21〜25年度 29,750千円22,468千円

5.投資経費の回収期間

1 ランニングコスト(年間削減額)
▲4,874▲3,384千円
  (1)回線料
▲9,444千円
  (2)機器保守
4,5706,060千円
2 初期投資経費
11,77513,008千円
3 回収期間
11,775/4,874=約2.5年13,008/3,384 =約3.9年

財政課処理欄


   要求 13,513千円
   査定  6,538千円
    差 △6,975千円(H20ヘリテレ整備予算額 △4,832千円、通信料不用見込額 △786千円、額精査△1,357千円)

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 13,513 0 0 0 0 0 0 0 13,513

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 6,538 0 0 0 0 0 0 0 6,538
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0