1 事業の目的
車の運転者であれば、誰もが身近に取り組むことができるアイドリングストップ運動を県民運動として定着させ、地球温暖化防止及び地域環境の保全に寄与する。
2 事業の内容
(1)鳥取県駐車時等エンジン停止の推進
事業費(標準事務費):1,230千円(前年度:1,230千円)
@アイドリングストップ「宣言者」、「推進事業所」の認証の推進
「鳥取県駐車時等エンジン停止の推進に関する条例」及び認証制度について広く普及啓発し、より多くの宣言者及び推進事業所を認証する。
A条例の見直しに向けた検討
「鳥取県駐車時等エンジン停止の推進に関する条例」の失効まで残すところ2年となり、条例の見直しに向けた検討を行う。
条例施行日:平成17年4月1日
条例失効日:平成22年3月31日
(2)【新規】「エコドライブ推進月間」を中心とした啓発キャンペーン
事業費 524千円(前年度:−)
国等の進めているエコドライブ推進月間(11月)に合わせて、集中的な啓発キャンペーンを実施。
・県政広報紙等への掲載
・県の公用車にマグネットシールを貼り付けての啓発活動
自動車用マグネットシール(A3サイズ)を本庁及び各総合事務所の公用車の側面(背面)に貼り付ける。
(マグネットシール作成 345千円)
・JRでの広告展開
JR広告の理由:県内では年間約1,000万人強のJR利用者があり、JR車内の広告は、乗客にとっての格好の情報源である。JRを通勤やビジネスで利用する人であっても、免許保有率の高い鳥取県では、普段、自動車の運転者であることがほとんどであり、また、通学に利用する高校性も将来の運転者の予備軍であることから、JR車内でのアイドリングストップの啓発効果は大きい。
(JRでの広告掲載及び掲載用ポスター作成 179千円)
・事業所等への集中訪問によるアイドリングストップ協力依頼活動
・ドライバーへの直接啓発の実施
ガソリンスタンドや免許センター等と連携してチラシの配布等を行う
※テレビ、ラジオ等については『地球温暖化防止啓発事業』で要求分の枠を活用。
3 現状・課題
アイドリングストップやその認証制度についての事業者や県民の認知度は未だ十分でなく、アイドリングストップが運転者に定着しているとは言えない状況。
<平成19年9月末現在の認証数>
宣言者 5,785人
推進事業所 81社(677事業所)、総従業員10,616人
参加者数 計16,401人
(本県免許保有人口の4.3%)
アイドリングストップの具体的な効果等を示しながら、商工団体等を通じた事業者への普及と、あらゆる機会を捉えた県民への普及が必要。
また、アイドリングストップを含む『エコドライブ』の普及についても併せて啓発していくことが必要。