酸性雨調査事業

１　事業概要
　

　酸性雨は、土壌や湖沼の酸性化を引き起こし、森林の衰退や水生生物の死滅等を引き起こすため地球的規模で問題となっており、本県においても酸性雨被害を未然に防止する観点から、実態把握のためのモニタリング調査を実施する。

要求額：１，８５２千円（前年度予算額　１，４３１千円）
　県内の酸性雨の実態を把握するため調査を実施する。
　得られた資料は、酸性雨の原因・由来及びメカニズム解明等の基礎資料とするとともに、全国環境研協議会に報告し全国規模での調査研究に役立てる。
・調査地点：３地点
・調査項目：降水（雨、雪）中の酸性度（ｐＨ）、溶解成分等
・実施機関：衛生環境研究所

要求額：８１３千円（前年度予算額　２３５千円）

　長期的な観点から、酸性雨沈着が土壌・植生へ与える影響を把握するためのモニタリング調査を実施する。
（環境省委託事業10/10）
・調査地点：大山地内
・20年度調査内容：樹木衰退度調査、森林総合調査、土壌調査
・実施機関：林業試験場、衛生環境研究所　

（内訳）委託料：１，１７１千円（機器点検委託料）
報償費：３６千円（機器設置謝礼）
標準事務費：１，４５８千円