1 事業の目的
次世代を担う幼児から高校生を対象に、様々な環境学習・活動を通じて、環境を大切にする心と行動力の育成を図る。
2 事業の内容
(1)こどもエコクラブ活動支援補助金
事業費 3,500千円(前年度:2,500千円)
- こどもエコクラブが実施する様々な環境学習・活動に対する各種経費に対して、メンバー(こども)及びサポーター(大人)1人当たり1,000円を限度として補助。
- 平成20年度の想定登録クラブ数
○登録数:54クラブ
○メンバー及びサポーター総数:3,500人 へ増加を見込む。
(H19,9月末現在:44クラブ、2,878人)
- 県内全市町村に1クラブ以上のこどもエコクラブの登録を目指す。
(2)その他(標準事務費:870千円(前年度:870千円))
@こどもエコクラブの結成支援
- こどもエコクラブの登録促進のための広報、PRを実施する。
Aこどもエコクラブサポーター等の意見交換会の実施
- こどもエコクラブで活動するこども達を支援するサポーター達の交流の場を設ける。
3 効果
(1)幼少期における環境活動意識の醸成
- 幼少期の環境活動経験は、大人になるまで影響を及ぼす。
(2)地域における環境活動の活性化への広がり
- 幼児から高校生までの環境学習・活動から、大人を巻き込んだ地域における環境保全活動の活性化につながる。
4 背景、現状及び課題
(1)こどもエコクラブとは
- 環境省が地方自治体の協力を得て、平成7年度から実施している事業
- 幼児から高校生までを対象に、2名以上のメンバーとそれを支えるサポーターで構成されているクラブ
- 様々な環境学習・活動を行うクラブで、各地方自治体が連携してそのクラブの活動を支援
(2)県内のこどもエコクラブの登録状況
- 平成18年度にこどもエコクラブ活動支援補助金の創設以降は、登録状況は高い水準で推移している。
- 補助金による活動経費の負担減により、活動意欲が高まっているクラブもみられる。
- 北栄町では、町内の保育園、幼稚園、小、中学校の全てをこどもエコクラブに登録するなど、環境教育の推進に積極的に活用している動きもみられる。
(3)こどもエコクラブの登録推進体制の課題
- こどもエコクラブの登録が無い市町村(1市9町1村)では、こどもエコクラブ自体への認識が低いため、円滑な登録体制になっていない。