事業費
要求額:4,485千円 (前年度予算額 0千円) 財源:単県
課長査定:計上 計上額:2,445千円
事業内容
【背景】
@ |
生産者の高齢化、価格低落による栽培中止等により、県内の梨栽培面積は年々減少しており、遊休化した梨園(遊休梨園)が増加し ている。
【日本なし面積】
(H8)2,460ha→(H17)1,410ha・・1,050ha減少】 |
A |
遊休梨園は、病虫害の発生等により周辺梨園の営農上の支障に繋がりやすく、遊休地対策が喫緊の課題となっている。 |
B |
果樹園所有者の労力面、経費面から「草木の繁茂」、「果樹棚未撤去」の遊休梨園もあり、再活用推進上の支障となっている。 |
C |
果樹園の形状(傾斜地)等から、一般農地(水田等)に比べ未耕作後の維持管理が行い難く、荒廃進行の一要因となっている。 |
<地域住民の声>
(梨生産者)
(椎茸生産者)
【事業目的】
遊休梨園の解消を早急に進めるため、その再活用モデルを実践しながら産地等の「推進体制づくり」と「推進上の課題整理」等を行う。
●再活用モデル
・梨園再生等、農地として利用するモデル
・椎茸原木造林として農地以外に利用するモデル
【事業概要】
(1)遊休梨園リユースモデル事業 |
要求額 | 678千円 |
補助対象
(事業内容) | ・草木除去、果樹棚等の撤去・補修
・園地改良
・果樹等の植栽、土づくり用植物栽培 |
事業実施主体 | 農業協同組合 |
補助率 | 県2/3以内 |
事業量 | モデル地区:2地区(合計50a以内)×2年 |
事業実施期間 | 平成20年度〜21年度 |
(2)遊休果樹園等を活用した椎茸原木育成モデル事業 |
要求額 | 3,807千円 |
補助対象
(事業内容) | ・草木除去、果樹棚等撤去(造林地盤づくり)
・椎茸原木造林
(造林初期管理(下刈り)・・・平成21〜25年度) |
事業実施主体 | 任意団体(椎茸生産団体等)、林業団体又は林業業
者、遊休果樹園所有者又は借受者 |
補助率 | 県2/3以内 |
事業量 | モデル地区:3地区(合計150a) |
事業実施期間 | 平成20年度 |
【事業効果】
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遊休梨園の解消により、「周辺梨生産に対する支障の回避」と地域資源(土地)の有効かつ経済的な活用が促進される。 |
A |
(梨生産者)担い手農家等に梨園の流動化が進めば、「新品種植栽」、「若木更新」等により、個別農家の経営力強化、産地強化が促進される。 |
B |
(原木しいたけ生産)将来の原木椎茸の確保に寄与される。 |
C |
農村景観の改善、造林による水源涵養機能等の向上等、二次的効果も発現される。 |
財政課処理欄
果樹園跡地等の伐採等の病害虫対策にかかる最低限の整理までは、県が1/2の補助をおこなうこととします。
跡地等の整理後の新植については、さらに有利な補助である造林補助事業などを活用して実施してください。
なお、事業期間は1年間のみとして、土地の活用状況の成果を踏まえて、今後のあり方について市町村等とよく検討してください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年6月補正後 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
要求額 |
4,485 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,485 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
2,445 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2,445 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
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0 |
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