現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成20年度予算 の 福祉保健部の総合療育センター手術器具整備事業
平成20年度予算
2月補正 一般事業  課長調整2      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉施設費
事業名:

総合療育センター手術器具整備事業

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福祉保健部 総合療育センター 事務部  電話番号:0859-38-2155


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.00人
補正要求額 9,766千円 381千円 10,147千円 0.05人
9,766千円 381千円 10,147千円 0.05人

事業費

要求額:9,766千円    財源:国、単県 

課長査定:計上   計上額:9,766千円

事業内容

1 事業内容

総合療育センターで手術を実施するために必要な手術器具等を整備する。

2 経費

整形外科手術に必要な機器、手術材料
    • 備品購入費    7,491千円
      【整備する機器】
      整形外科手術セット(電気メス、ミニドライバー(ドリル)等)、ベッドサイドモニター(手術中の心拍数・血圧・体温・酸素飽和度等の測定)、吸引機(手術中の出血等の吸引)、体位固定器等
    • 需用費(消耗品) 2,275千円
      【消耗品】
      滅菌用パック、X線ガーゼ、外科針、縫合糸、注射等

3 目的・背景

(1)平成17年度から次のような状態が続いている。
・総合療育センター改築により手術室は整備済み
・整形外科医が欠員のままで、非常勤医師対応(週1回勤務)のため手術ができず、手術器具等は未整備
(2)平成21年度からの予定
    ・整形外科医の常勤化が可能となる見込み
    ・手術器具を整備すれば、整形外科の手術の実施が可能となる。

4 効果

(1)保護者・患者負担の軽減
現在は他の医療機関に紹介し手術をしているが、センターで手術を行うことにより、保護者、患者にとって金銭的負担、移動する負担の軽減に繋がる。
【例:脳性麻痺の手術の場合】
●現在は術後のリハビリテーションが可能な北九州市立総合療育センター、兵庫県立総合リハビリテーションセンター(神戸市)で手術。
●術後管理、術後のリハビリテーション等のため、2〜3か月の滞在が必要。
●障害児だけでなく、付き添いの家族も一緒に滞在するため、負担が大きい。
●脳性麻痺の手術は1回で終わることは少なく、成長に合わせて再手術もある。
→総合療育センター(術後のリハビリテーションも可能)で手術を行うことで他県で手術を受けるときの負担が解消。 (2)一貫した管理による患者に最適な医療の提供
    ●脳性麻痺、二分脊椎などの疾患は、生まれてから生涯にわたっての障害への管理が重要となる。
    ●術前管理でも、リハビリテーションを続けていれば、いつ手術を行うのが適切かを決めやすい。
    ●術後管理も、手術中の様子を踏まえてのリハビリテーション訓練が可能となり、きめ細やかに管理ができる。
    ●このように術前管理〜手術〜術後管理を一貫して実施し、常に患者の状態を詳細に把握することで、患者に最適な医療を提供することが可能となる。
(3)診療報酬の確保
    ●他の医療機関で手術した場合は転院の扱いとなり、その間の入院料は減となるが、総合療育センターで手術を行うことにより減額がなくなる。
    ●新たに手術の診療報酬が収入となる(年15件、3,880千円を見込む)
(4)県内の小児整形外科疾患の手術及び長期管理の充実
    ●手術、術前後管理の見学の受け入れや事例発表などで、センターでの成果を地域に還元し、県内の小児整形外科疾患手術の向上と長期管理の充実につながる。
    ●研修医等受入事業の活用により、将来の小児整形外科を担う人材を育成する。

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 9,766 7,324 0 0 0 0 0 0 2,442

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 9,766 7,324 0 0 0 0 0 0 2,442
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0