1 事業概要とねらい
本県の国際協力の一環として、友好提携先の海外の地方自治体職員を「協力交流研修員」として受け入れるもの。県庁各課において、本県が持つ行政実務のノウハウを習得させるとともに、派遣元自治体と人的交流を深めることで、本県の国際化施策への協力を得る。
※平成8年度に財団法人自治体国際化協会(クレア)による「自治体職員協力交流事業」制度が設けられた。研修員の受入に係る経費については、地方交付税により当該年度に財源措置(5,900千円)がなされる。
2 事業内容及び積算内訳
1)事業内容
5月18日(予定)の来日後、約1ヶ月間、全国市町村国際文化研修所(JIAM)で日本語研修が実施され、その後、各自治体での専門研修を行う。
対象地域 | 中国(吉林省) | 韓国(江原道) |
受入機関 | 商工労働部 | 福祉保健部
又は生活環境部 |
受入分野 | 商工行政 | 福祉保健
又は環境 |
人数 | 1名 | 1名 |
期間 | 10ヶ月 | 10ヶ月 |
※研修員の応募資格
○自治体職員で所属長の推薦が得られる者
○日本語の会話・読解・筆記能力を有していること
○満20〜39歳までで心身ともに健康であること等2)積算内訳
細目 | 要求額 | 内容 |
委託料 | 7,181 | 財団法人鳥取県国際交流財団への委託料(旅費、滞在費、研修費等) |
標準事務費 | 250 | 旅費(100)、需用費(50)、役務費(50)、使用・賃借料(50) |
計 | 7,431 | |
3 近年の受入状況
年度 | 地域 | 分野 | 期間 |
19年度 | 吉林省 | 商工 | 10ヶ月 |
18年度 | 吉林省 | 商工 | 10ヶ月 |
17年度 | 吉林省
河北省 | 商工
環境 | 10ヶ月
10ヶ月 |
※江原道からの受入は、竹島問題による交流中断により平成17年度から休止状態(クレアへからは何れの年も認められている)
なお、平成19年度は全国で33の自治体が12カ国から計42名の研修生を受け入れている。