1 事業内容及び事業効果
地域の住民やNPOなどの団体が主体となって魚道を設置することにより、川や河川施設に対する関心や愛着心を高め、自らが管理・維持していく「川への愛着心の高揚」や「川への自主的な管理意識の醸成」を図る。
<事業内容>
○水生生物にやさしいかわづくり
地域の住民が主体となって、魚道整備を行い、河川管理者である県がその取組を支援することにより、魚類や水生生物にやさしい川作りを推進する。
<魚道を設置するまでの流れ>
@補助金交付要綱を策定し、魚道を設置したい団体に周知する。
HPなどで、魚道を設置したい団体に周知する。
A魚道設置
地元住民の申請に基づき、魚道を設置。
※魚道を設置する落差工は、河川管理者が管理するものに限る。
※3箇所程度を想定し、現時点で、中村地区自治会(有富川)、麻生地区自治会(袋川)の2箇所について実施済。)
○間伐材や現地の在石を利用した、地域住民と一体となった魚道づくり
魚道の構造について、間伐材や在石を利用した簡易な構造とすることにより、間伐材の利用促進という観点だけでなく、地域住民が自ら作成・設置することが出来るため、設置した魚道に対する愛着を持つことができ、自ら維持・管理していく意識を醸成することができる。
○魚道を設置した川の水辺環境の変化の観察
周辺の学校等が、魚道を設置したことによる水辺環境の変化や、水生生物の調査を行うことにより、地域の子どもたちの川への愛着心を醸成する。
3 H19予算
750千円
◎補助の対象
(5/10補助)
魚道整備事業(500(千円/箇所)×3(箇所))×1/2
C=750千円
4 廃止理由
平成19年度単年で事業実施予定箇所が完了するため。