現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成20年度予算 の 県土整備部の湖山池ヒシの根除去事業
平成20年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:土木費 項:河川海岸費 目:河川改良費
事業名:

湖山池ヒシの根除去事業

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県土整備部 東部県土整備局 河川砂防課河川班  電話番号:0857-20-3625


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
20年度予算計上額 3,329千円 152千円 3,481千円 0.02人 0.00人 0.00人
20年度予算要求額 3,329千円 155千円 3,484千円 0.02人 0.00人 0.00人
19年度予算額 2,000千円 155千円 2,155千円 0.02人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:3,329千円  (前年度予算額 2,000千円)  財源:単県 

課長査定:計上   計上額:2,000千円

事業内容

1 事業内容
      <事業期間>
       平成19年度〜平成21年度
      <実施場所>
       湖山池湖内域
      <事業内容>
      ・湖山池に繁茂しているヒシの根を除去し、浄化を図る。
      ・具体的には、錘をつけたチェーンを2隻の船で底引きし、陸上でクレーンにより引き揚げる。
      ・引き揚げたヒシの一部は地元自治会で堆肥として利用してもらい、資源の有効利用を図る。(H19実績あり)
      ・ヒシが特に繁茂している福井地区、金沢地区、松原地区の3箇所を年次的に実施する(当面3カ年)。平成19年度は金沢地区を実施。平成20年度は福井地区を実施する。
      <委託先>
        湖山池漁業協同組合


      2 事業の目的内容及び背景
      ・毎年小型回収船によりアオコやヒシを除去しているが、ヒシの繁茂が年々拡大しており、それにより湖水の回流が阻害され滞留している。
      ・湖水の滞留により海水との環流が進まず、水質の悪化が懸念されている。
      ・また、ヒシが繁茂することにより湖山池固有の大名蓮の生育に影響を与えている可能性がある。
      ・回収船「みずすまし」による刈り取りでは根の除去が出来ず、年々土中でどんどん根が膨らんでおり、ヒシの繁殖を抑える根本的な解決にはなっていない。みずすましが管理できる適正なヒシの分布とする必要がある。
      ・根の部分の刈り取りだけでは、漁船の通行に支障をきたしており(プロペラに絡まる)、漁場としても適切な管理を行いたい。
      ・膨らんだ根は湖底でダンゴ状態になり、ナイロン袋等のゴミを巻き込んでいる。それにより湖底では貧酸素状態となり富栄養化を引き起こしている。
      ・水質が悪化することにより、カビ臭の原因となるプランクトンが発生し、魚介類に影響(カビ臭くなる)を与えている。
      3 事業の効果
      ・ヒシの根を除去することによりヒシの拡大及び富栄養化を抑え、湖山池の浄化を図る。

      ・ヒシ内に蓄積された窒素・リン等が同時に除去され、水質浄化に資する。
      ・地域住民による堆肥化への取り組みを通して、湖山池の汚れた状況を認識していただくとともに、浄化に対する意識の高揚を図る。
      ・湖山池漁協へ委託することにより、漁場である池の不法投棄の監視及び適切な維持管理等が促進される。

      4 所要経費
        3,329千円
      内訳 委託料(撤去・運搬・処分) 3,329千円
  
      5 その他参考

      <参考資料>

      @ヒシの分布状況

      Aヒシの繁茂状況写真

      Bヒシの根除去方法

      C回収船「みずすまし」による回収との相異

      D事業費算出根拠

財政課処理欄

 ヒシの処分量から見ると、事業量は平成19年度とほぼ同様と思われますので、前年並みの経費を計上します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年6月補正後 2,000 0 0 0 0 0 0 0 2,000
要求額 3,329 0 0 0 0 0 0 0 3,329

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 2,000 0 0 0 0 0 0 0 2,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0