【事業概要】
河川環境改善(藻、水草撤去):C=1,000千円
(地元ボランティアとの協働により実施)
【目 的】
旧加茂川・寺町周辺地区街なみ環境整備事業計画」に位置づけられ住民と米子市が主体となって旧加茂川を活かした周辺地域の活性化策を展開しており、旧加茂川の河川環境の改善を図ることにより、旧加茂川を核とした地域のにぎわいを創出することを目的とする。
また、これまで行政が行っていた河川浄化を地域住民と一体となって行うことにより、住民が川への愛着や親しみを深めることが期待される。
※H19実績
・予 算 1,000千円
・実施延長 600m
・地元ボランティア 約100名
【現状・問題点】
(1)米子市旧加茂川・寺町周辺は、商都米子の発展を支えた中心地域であり、現在もその街なみに往時の面影を残しており、地区住民の人口減少や高齢化、空家・空地の増加により、貴重な街なみ景観が損なわれようとしている状況。
- 平成 8年3月:米子市景観形成基本計画の景観形成重点地区
- 平成11年6月:米子市景観形成条例第1号として地域指定。
(2)街なみ環境を整備し、「暮らしある美しい町屋景観」を次世代に継承するため、
- 平成15年7月:街なみ環境整備事業(国交省補助事業)のため、地域住民が「街づくり協定」を申請し米子市が承認。
- 平成16年9月:地区住民と米子市が中心となって、「旧加茂川・ 寺町周辺地区街なみ環境整備事業計画」を策定。
@散策道路・まちかど広場等の公共空間整備
A景観に配慮した私的空間(個人住宅)整備
B地区住民によるまちづくり活動、公共空間の清掃、維持管理
(3)街なみの中心を流れる旧加茂川は、船運により商都米子の重要な交通路を形成してきたが、現在では、「加茂川まつり」や「加茂川遊覧」等の舞台となっており、加茂川を美しくする住民運動にも支えられている。