1 事業の目的及び効果
米子空港滑走路2,500m化事業を実施するにあたり、滑走路延長部分の既存のJR境線を付替えることが必要であり、現在、平面迂回の工事を実施中である。
当補助金は平面迂回に伴う線路延長の増により、本来であれば運賃が値上げとなる区間が生じるが、利用者の負担増を避けるため、JRが運賃値上げをしないことを条件として、迂回に伴い増加する経費(固定資産税・維持管理費相当額)30年間分を県、米子市及び境港市で負担するものである。
当該負担については、平成18年6月補正で債務負担行為で計上されており、平成18年12月6日に「費用の支払い方法は、30年間分を一括前納とし、当該迂回区間の営業開始後速やかに支払うものとする」という内容を鳥取県がJR西日本へ回答している。
JR境線の付替え工事は平成19年9月に現地着工し、平成20年6月に完成予定であることから、平成20年度の予算要求を行うものである。
2 所要経費 (74,266 千円)
補助の基本的な考え方
JRの増加経費 |  | 負担区分 |
●留保財源分を控除した
固定資産税相当額(増加分)
(留保財源分(1/4)は両市のみで負担)
●維持管理費相当額(増加分) | | 県 2/3
両市 1/3 |
◇JRへの負担総額 140,490 [千円]
うち
固定資産税相当額 116,368 [千円]
維持管理費相当額 24,122 [千円]
◇県、米子市及び境港市負担額の内訳(上記金額の負担割)
○固定資産税相当額 116,368 [千円]
うち
県 58,184 [千円]
米子市 28,102 [千円]
境港市 30,082 [千円]
○維持管理費相当額 24,122 [千円]
うち
県 16,082 [千円]
米子市 4,020 [千円]
境港市 4,020 [千円]
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○合計額 140,490 [千円]
うち
県 74,266 [千円]
米子市 32,122 [千円]
境港市 34,102 [千円]
県負担額 74,266 [千円]