1.課長査定結果
従来はなかったものですので計上しません。今後も標識魚の調査についてば、これまで同様に漁業者等の協力を得て実施してください。
2.復活要求趣旨
- 標識放流は、対象魚種の移動・回遊等の生態解明や、栽培漁業の効果を判定するための回収率の算出等には欠かせない調査。
- これらには漁業者等からの報告が不可欠。
- 漁業者等が報告することは手間であり、煩わしさが伴うため、わずかでも謝礼があれば調査協力を得られやすい。
- これまでは、標識放流魚種や数量も尾数も少なく、再捕謝礼も少数で済んだことから、その都度物品(タオル等)で対応
- 今後は放流する魚種や個体数が増えるだけでなく、回遊性のあるサワラやヒラメが加わり、県外漁業者の協力を得る必要が大
- 現在、隣府県等でも同様に謝礼を設けているため、本県も足並みをそろえて実施することが望ましい。
→本県が放流したものが回遊して他県で捕獲されることも多い
3 謝礼として必要となる経費
対県外報告者
図書券140枚×500円=70,000円
対県内報告者
タオル等460枚×400円=184,000円
その他
標準事務費 20,000千円
※報告毎に負担行為を起こし、謝礼を郵送等する。
4 事業の目的、効果及び必要性
- 放流対象魚の移動回遊、成長、回収率等を推定するためのデータ取得に対する漁業者等の理解と協力を促進
5 標識放流調査の流れ
(1)栽培センターは標識を装着し、対象魚種を放流
(2)漁業者等が通常の漁労作業で標識放流魚を捕獲
(3)漁業者等が、大きさや漁獲位置を含めて報告
(4)再捕報告者に対して、謝礼を郵送
(5)センターは報告データをもとに、回収率等を解析