皆成学園・総合療育センター等給食業務委託業者選定事業

皆成学園（倉吉市）・総合療育センター（米子市）の調理業務を平成21年度当初から5年間民間業者に委託することとし、業者の選定に必要な経費を予算化する。

・皆成学園（倉吉市みどり町）：知的障害児施設（入所定員65名）

（中部療育園、倉吉養護学校にも給食を提供）

・総合療育センター（米子市上福原）：肢体不自由児施設・重度心身障害児施設（入所定員50名）

（皆生養護学校、鳥取聾学校ひまわり分校にも給食を提供）

２ 背景

・平成18年4月1日からの障害者自立支援法施行に伴う厚生労働省令の改正により、障害児施設での給食業務の委託は可能

・市場化テスト（平成18年度）及び先進調査（19年度）等を踏まえ、調理業務の委託を検討

３ 今回の要求内容

（１）業者選定経費

公募型プロポーザル方式により、委託する民間業者を選定するための審査会開催経費 270千円（県費10/10）

・委員9人（学識経験者2人、保護者2人、特別支援学校教頭2人、施設長2人、行政1人）

・開催回数 5回

・報償費：184千円（@9,200円×4人×5回））

・特別旅費：86千円（4人分）

債務負担行為 5年間（H21〜H25） 総計 460,670千円
○委託期間を5年間とする理由

・安定した調理内容を一定期間確保するため

（特別食への習熟に１年程度必要（他県の例による）で、保護者にも委託によりｻｰﾋﾞｽの低下への不安がある）

・雇用の安定による優秀な人材の確保

・長期契約による契約金額の抑制

�@ 皆成学園分
・皆成学園・中部療育園 51,375千円

（倉吉養護学校 16,313千円（教育委員会要求））


（計 67,688千円）
�A 総合療育ｾﾝﾀｰ分
・総合療育ｾﾝﾀｰ 40,759千円

（皆生養護学校・ひまわり分校 7,828千円（教育委員会要求））


（計 48,587千円）


○人件費について（県職給料表で算出）

・サービス低下をきたさないため、現在の職員体制を確保

（市場化テストの仕様では、現行の調理内容を十分に担保していなかった→調理内容の低下につながる）

・個人に応じた特別食に対応するため、一定の経験を有する人材を確保

○食材料費について

・現計予算額に同じ

○一般管理費

・市場化テストの平均額

４ 今後の主なスケジュール

20年 4月下旬 組合に正式提案

6月 プロポーザル審議会の立ち上げ、審議

10月 業者決定、21年度当初予算要求

21年 3月 議会予算議決

4月 委託開始