現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成20年度予算 の 農林水産部の自給飼料生産体制整備緊急支援事業
平成20年度予算
5月補正 一般事業  知事要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産振興費
事業名:

自給飼料生産体制整備緊急支援事業

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農林水産部 畜産課 酪農草地係  電話番号:0857-26-7289


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.00人
補正要求額 19,246千円 1,294千円 20,540千円 0.17人
19,246千円 1,294千円 20,540千円 0.17人

事業費

要求額:19,246千円    財源:単県   復活:19,246千円

知事査定:計上   計上額:19,246千円

事業内容

【総務部長査定結果】
    • 個人利用機械については、従来行われていなかった補助事業が今回新たに国1/3で創設されたところであり、嵩上げ補助までは行わないこととします。
    • また、共同利用機械については、これまで他のコントラクター組合に対して国1/3の補助しか行っていないことから、嵩上げ補助は行わないこととします。
      査定額:ゼロ(要求額:19,246千円)

1 復活要求理由
    • 飼料の高騰については沈静化が見られない状況が続き、畜産とりわけ酪農家にとっては、自給飼料生産が喫緊の課題となっている。県としても自給飼料生産についてのみ追加支援し、加速的に推進していく必要がある。
    • 以前のコントラクター組合は減産型生産調整や飼料価格の高騰以前に整備したものであるが、現在は、経営環境が著しく悪化しており、初期投資の負担を軽減し一層の自給飼料生産を推進するための支援が必要。

2 事業概要
 国が行う交付金事業及び個人向け機械等の導入支援リース事業を活用して自給飼料生産の体制を強化する取り組みを行う農家に対し1/6上乗せ助成を行う。

3 背景・現状
           <畜産飼料を取り巻く状況>
〜 輸入飼料価格の高騰 〜
(配合飼料用トウモロコシ)
  
  <理由>
  ・バイオエタノール原料との競合
  ・海上運賃の上昇

高値での推移が続いており、飼料価格の下落は今後も見込めないのが現状。

※配合飼料のほとんどは輸入に頼っている。

            <畜産経営の現状と実態>
    • エサ代の高騰により飼料費が経営を圧迫
      H20.4〜6月期は1トン当たり62,800円で、H20年1月期と比較して約4,700円(8%)、H17年1月期と比較して22,800円(57%)の値上げ。
    • 酪農においては牛乳の生産調整が経営悪化に拍車
       (18〜19年度に実施された減産型生産調整の影響)
    • トウモロコシサイレージや牧草などの自給飼料生産に対する気運が高まってきた

◎国の対応
    • 「畜産・酪農支援策」(平成20年2月21日付)の緊急的打ち出し。
    • 生産性の向上対策を支援するため、今年度新規事業として「畜産経営生産性向上支援リース事業」(平成20年度〜22年度、補助率1/3)を創設。
◎県の支援状況
    • コントラクター組合を中心とした共同作業体系の推進を支援。
    • 平成19年11月補正予算により個人向けバンカーサイロの整備を支援。(県単事業:補助率1/2)

              <対応策と効果>
  
   (対応策) 自給飼料生産体制の強化を図る
   (効 果)・自給飼料の増産により飼料費を低減
         ・安定的な畜産経営の継続が可能
 
4 要求内容

(1)畜産経営生産性向上支援事業
  国が緊急的に行う「畜産経営生産性向上支援リース事業」(国1/3助成)を活用して農家が飼料費低減に資する機械等を整備する取り組みに対し、更に1/6の上乗せ助成を行う。

 @事業実施主体:大山乳業農業協同組合
            全国農業協同組合連合会鳥取県本部
            (社)鳥取県配合飼料価格安定基金協会
 A事業実施期間:平成20年度〜22年度
 B補助率:1/6
 C対象機械等
  ・飼料収穫、調製、貯蔵に関する機械・設備
  ・エコフィード給餌システム一式
  ・飼料米利用に必要な機械一式


(2)自給飼料増産支援事業
  「強い農業づくり交付金事業」(国1/3助成)を活用した自給飼料生産用共同利用機械(6条刈りコーンハーベスター)を導入する取り組みに対し、更に1/6の上乗せ助成を行う。
 
 @事業実施主体:大山乳業農業協同組合
 A事業実施期間:平成20年度
 B補助率:1/6
 C対象機械:6条刈りコーンハーベスター
         (大山乳業が東伯コントラクター組合へ貸付)


5 補正要求額
(1)畜産経営生産性向上支援事業
  11,433千円
(畜産経営生産性向上支援リース事業のうち、飼料費低減に資する機械の導入要望事業費:68,601千円)

 平成20年度における農家の要望状況
区 分
財 源 内 訳 (千円)
合計
国(注)
(1/3)

(1/6)
借受者
(負担割合)
生産効率向上
(165,687)
(55,229)
0
(110,458) (2/3)
労働力低減
(78,400)
(26,133)
0
(52,267) (2/3)
飼料費低減
(68,601)
(22,867)
11,433
(34,301) (1/2)
(312,688)
(104,229)
11,433
(197,026)
注:財団法人 畜産環境整備機構


(2)自給飼料増産支援事業
   7,813千円 
 ( 6条刈りコーンハーベスター事業費:46,880千円(税抜き) )

 平成20年度当初予算への上乗せ助成
事業内容
財 源 内 訳 (千円)
合計

(1/3)

(1/6)
農協
(1/2)
6条刈りコーンハーベスター
(46,880)
(15,626)
7,813
(23,441)

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 19,246 0 0 0 0 0 0 0 19,246
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 19,246 0 0 0 0 0 0 0 19,246
要求総額 19,246 0 0 0 0 0 0 0 19,246

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 19,246 0 0 0 0 0 0 0 19,246
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0