1 目的
鳥取県営境港水産物地方卸売市場において、利用者のニー
ズに対応した管理運営、サービスの向上、民間手法の導入によ
る管理運営費の節減のため、平成21年度から指定管理者制度
を導入する。
2 業務施設(指定管理者に行わせる業務)
○施設設備の維持管理
○施設の運営
○その他知事のみの権限に属する事務を除く管理業務
3 指定管理者の指定方法
三卸売業者(境港魚市場梶A鳥取県漁業協同組合、漁業協
同組合JFしまね)が新しく作る組織を単独指名する予定
4 指定期間
5年間(平成21年度〜25年度)
5 限度額
663,705千円(132,741千円×5年)
6 委託方式
○利用料金制を採らない。
(指定管理に伴う電気料金等の雑入は指定管理者収入と
する)
○併せて指定管理者へのインセンティブの導入を行う。
〈インセンティブ制度〉
・精算時の委託料の残(余剰金)の1/2を指定管理者の
収入とする。(残りの1/2は県に返納)
7 市場のあり方検討部会等による検討経過及び結果
(1)第1回検討部会(平成19年8月31日)
市場運営に関する協議を実施するための小委員会を設
置し、意見集約を図ることとした。
(2)小委員会(荷受(卸売業者)・漁業生産者・仲買加工)
(9月31日〜10月31日に延べ6回開催)
卸売業者は、指定管理を受ける用意があり、荷受体制
の再編が必要との認識のもと、指定管理者業務を通じて
市場業務の統合にステップアップできるよう検討していくこ
ととなった。
(3)第2回検討部会(11月2日)
三卸売業者が指定管理を受けることを支持するとの意
見でまとまった。