1 背景・課題
本県からは、水木しげる氏、青山剛昌氏、谷口ジロー氏などの漫画家が輩出されているとともに、「タッチ」、「夏子の酒」、「ハチミツとクローバー」等数多くのまんがの舞台となっている
→ マンガを切り口とした観光客の誘致を推進
・ 漫画ロケ地ガイドパンフレット「とっとり まんが王国」の作成
・ 首都圏でのPR活動
・ 出版社等との連携によるPR活動
・ 韓国、台湾で開催されるアニメ博覧会への出展
・ 韓国江原道で開催される雪花祭への雪像出展
水木しげるロードの2007年の入込客数は約147万人
→ 鳥取県を代表する観光地となり、テレビ・雑誌等にも多く掲載されている(鳥取県のPR効果が大)
→ 観光消費額の増加により県内他地域への波及効果も大きい
○ まんがは、子どもから大人までの幅広い世代に受け入れられる素材
→ 県として、今後も「まんが王国とっとり」の取り組みを積極的に行う
○ 各地域の特徴ある資源を活かした新たな取り組み(観光拠点の整備など)に対しては、県として必要な支援(補助)を行うことが必要 |
2 事業(補助)概要
3 北栄町における取組み
○ 平成19年3月18日「青山剛昌ふるさと館」がオープン
→ 本県への国内外観光客誘致に寄与するものとして支援(県補助金 20,000千円)
○ ふるさと館整備による効果
・ 「名探偵コナン」を中心とした青山作品が話題となり、まんがによる本県の良質なイメージを創出
・ 県東部と西部のルート作りが進み、観光客の滞在時間が増加
・ 水木しげるロードとの相乗効果(観光客の増加)
・ アジアを中心とした海外からの観光客誘致
○ 課題(国内外の旅行会社や観光客からの要望)
名探偵コナンに関する取り組みを、点(ふるさと館)から面(地域全体)に広げて欲しい
<今後の取組み>
@ コナン通りへのモニュメント設置とこれを活用した観光イベントの実施による観光客誘致
A 運転免許試験場跡地に広場兼駐車場と公衆用トイレを整備し、観光客の利便性向上とイベント実施による誘客を図る |
4 北栄町の整備計画
(1)整備概要
@ コナン通りモニュメント整備(30基)
大型2基(青山剛昌ふるさと館、運転免許試験場跡地、由良駅)
小型28基(コナン通り両側歩道)
A コナンの里イベント広場整備
広場兼駐車場、公衆トイレ整備
(2)総事業費 19,000千円 (単位:千円)
事業区分 | 事業額 | 財源内訳 |
県補助金 | 町 |
モニュメント整備 | 8,000 | ○4,000 | 4,000 |
イベント広場整備 | 11,000 | 0
×5,500 | 5,500 |
合 計 | 19,000 | 4,000
9,500 | 9,500 |
[査定]駐車場と公衆トイレは県の情報発信に直接的に資するものではない。
4,000
5 予算要求額 補助金 9,500千円