1 事業概要
課外活動として、希望する小学校で伝統的な日本文化に親しむ機会を提供し、次世代へ日本の芸術文化を伝承することを目的とする。
初年度は取り組みに積極的な「学校茶道連絡協議会」と県との協働により、「茶道」により取り組む。
2 実施要領
○事業対象を県内の希望する小学校とする。
○学校茶道連絡協議会に委託し、当初は10校程度で、同協議会から地域の茶道の教授者を学校に派遣してもらい、課外活動として児童に直接指導にあたっていただく。
○また、教職員に対して体験を伴った研修を行い、豊かな人間性を育んできた茶道の歴史やその効果について理解を深め、教育現場に活かしていただく。
3 効果
普段からお茶に触れることで、日本文化への興味や理解につなげ、日本の伝統文化の大切さを子どもたちに教え、伝えることができる。
また、児童や生徒を取り巻く痛ましい事件などが社会現象ともなっている昨今、伝統的な礼儀や作法を茶道をとおして児童、生徒、及び教職員が学ぶことによって、相手を敬い、思いやる心や自律心を備えた次世代の人間形成に資するなど副次的な効果も期待できる。
5 事業費
○課外授業等委託料(学校茶道連絡協議会に一括委託)
2,650千円
(内訳)
人件費(報酬)
・5千円×10回×2人×10校=1,000千円
需用費(消耗品費)
・茶菓代
1,000円×50人×10校=500千円
・テキスト代(学校に常備し、その都度使って回収する)
300円×50人×10校=150千円
備品費
・茶碗等の備品等
100千円×10校=1,000千円
(1校あたり 265千円)
○教職員研修費(東・中・西部各1回) 87千円
(内訳)
報償費(教職員対象の研修)
10千円×1人×3回=30千円
5千円×2人×3回=30千円
特別旅費(教職員対象の研修)
3千円×3人×3回=27千円
0
合計 2,737千円
[査定]特別非常勤講師の活用など既存制度での取組も可能
(参考)現在の実施状況