【財政課長査定の内容】
○「おもてなし」に対する取組はこれまでにも行ってきたところであり、
その成果及び問題点と当該事業との関連が不明確
【査定結果への対応】
○ようこそポスターの作成による普及啓発を行ったが、県民一人ひとり
の問題として認識されず、成果があがらず
→ 各地域(小さなエリア)で、行政・民間・県民が一緒になった取組み
を実践し、その後に全県的な運動に広げていくことが必要
1 現状(課題)とその対応策
○海外旅行の低廉化、少子高齢化に伴う旅行者数の伸び悩み等によ
り国内旅行が低迷するなかで地域間競争が激化
→ 鳥取県への誘客、リピーターを確保するためには「おもてなし」意
識の向上が必須
→ 県民一人ひとりの問題として取り組むことが必要
○鳥取県観光の明日を考える懇談会においても、おもてなしの重要性
について意見あり
→ おもてなし向上に向けた取組みが必要
○観光関係者(観光連盟)、ボランティア(市町村)を対象とした取組み
が行われているが、住民を巻き込んだ地域全体での取組みが必要
→ 地域での実践を確実に推進した後に、県全体の取組み(おもてな
しの県民運動)に発展させていく
2 事業内容
(1)観光地での取り組み
○おもてなし再発見ワーキング事業(1,392千円)
行政・民間・県民が一緒になり、おもてなしのある(優しい)観光
地(地域)づくりに向けた検討を実施
<実施内容>
◆テーマ 観光客の視点から見たおもてなし(観光地づくり)
◆出席者 観光関係者、ボランティアガイド
地域づくり実践者、地域住民(自治会)
市町村観光協会、市町村担当者 |
<年次計画>
・平成20〜22年度(3か年)
各市町村(又は観光地)を単位として取り組む(H20は6か所)
・平成23年度以降
全県的な取組みに移行し、おもてなしを更に強力に推進
(2)県民に対する取組み
0
×おもてなしに対する機運の醸成、普及啓発(700千円)
[査定]地域の実情に応じた手法をワーキングで検討
県民の「人の温かさ、おもいやり」によるおもてなしをサポートす
るためのアイテム作成と普及啓発の実施
おもてなし向上支援アイテムの作成
◆ おもてなし手帳の作成(500千円)
@おもてなしは特別なことではない
A県内主要観光地のデータを掲載
◆ おもてなしヘルプカードの作成(200千円)
観光客に、わからないことを聞かれた場合は、専門家へ
→ 県内の観光案内所、観光協会等の連絡先を記載 |
普及啓発活動
「あなたが好きな観光スポット」大作戦(標準事務費対応)
◆ステップ1(地域に目を向ける:認識する)
作戦1 知事、市町村長が好きな観光スポットを紹介
作戦2 観光週間における街頭インタビューの実施
作戦3 「県民が選ぶ観光スポット50選」の募集
◆ステップ2(口に出して言う:発信する)
作戦4 実際に観光客に伝えてみる |