概要・背景
県営舂米発電所(7,900kw)は昭和35年に運転開始してから細密分解点検を重ね、現在まで大きな事故も無く運転してきました。細密分解点検は発電所の事故・故障の未然防止及び安定運用を目的に実施され舂米発電所は平成9年に実施されています。また企業局電気工作物保安規定により12年周期で実施することになっており平成21年秋に実施するものです。
また、点検に合わせて発電所を制御している圧油装置等が老朽化し、部品も製造していないため今後のメンテナンスが困難な状況になっているので装置を更新する。
要求のポイント
圧油装置等の機器の納期が6ヶ月以上必要なため債務負担行為を要求する。
要求内容
1必要経費
181,588 千円
《内訳》
(修繕費)
・水車発電機分解点検 130,190千円
(改良費)
・圧油装置更新 30,992千円
・電気制御装置更新 18,420千円
(除却費)
・改良に伴う除却費 1,986千円
2内容
・水車発電機分解点検
水車及び発電機を分解し内部点検、消耗品の交換等を実施する。
・圧油装置更新
現在の圧油装置(昭和35年設置)は古いのでメーカーからの部品供給ができないため故障時の対応ができない、このため新たにガス圧力タンクを利用した油圧制御方式に更新する。
・電気制御装置更新
送電線への送電を自動的に制御する装置(出力調整、遮断機制御、位相制御:昭和52年設置)の部品供給が困難なことから装置全体を更新する。
スケジュール
債務負担要求書 (単位:千円)
(種別)
事項 | 期間 | 区分 | 限度額 | 財源内訳説明 | 説明 |
国庫 | 起債 | その他 | 一般財源 |
(修繕・改良費)
舂米発電所水車発電機細密分解点検工事 | 平成21年度 | 要求総額 | (181,588) | | | 181,588 | | |
年
度 | 20年度 | 0 | | | 0 | |
21年度 | 181,588 | | | 181,588 | |
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