1 課長査定内容
(1)副読本のこれまでの活用実績を示してください。
(2)今後の活用に向けた具体策を示してください。
2 副読本の現状(活用実績)
鳥取県農林水産業の概要を理解いただくための社会科副読本を作成配布してきた。
これまで、利用頻度の差(1回〜20回利用)はあるものの、多くの小学校(88.9%)で社会科の授業を中心に活用してきた。
3 復活理由
最近、中国産の農薬問題や産地偽装等、食の安全に対する意識が高まっており、食育の推進がより重要になっている。
また、本県農林水産業をより深く理解し、食育にも十分役立てていくためには、親子で農林水産業を話題にしてもらうことが重要。
このため、親子で学べる要素(調べる項目と書き込みができるページ)を付加した新たな社会科副読本を作成し、親子が一緒に地域の農林水産業を調べたり考えたりする材料を提供する必要がある。
4 具体的な活用方法
・担当教諭や保護者に、活用法について理解を求める説明を実施
・本県農林水産物を材料にした実習の際、材料について説明に活用
・農林水産業を学習する入り口に、家庭での県内産調べに活用
・食育の授業の導入に、家庭での県内産食材調べに活用
・夏休み等の自由研究の推進に活用
・従来の社会科授業で、副読本として活用
5 事業内容及び効果
・ 調べる項目と書き込みができるページを有した副読本の作成配布
配布部数:6900部
配布時期:平成21年3月頃(平成21年度用)
配布対象:県内各小学校(五年生)、養護学校、農業大学校
副読本のページ数:57ページ(書き込みページ7を含む)
・子供のみならず、子育て世代にも本県農林水産業をより深く理解していただくことができ、地産地消をはじめとする食育の推進にも寄与する効果が期待できる。
6 所要経費
印刷製本費 882,000円
郵送費 50,000円