1 背景
中国横断自動車道(姫路鳥取線)の開通は、鳥取県を全国
に発信し、観光客を誘致する絶好の機会 |
↓その一方で、今後の課題も明らかに
@ 東部地域が関西圏からの日帰り圏域となり、単なる通過
点となる恐れがある
A 無料の高速道路であることが知られていない |
<関西地区からの誘客促進に向けた取組み>
◆ 平成20年度、21年度
@関西地区における情報発信・PRを重点的に実施
・ パブリシティを活用した情報発信、PR事業
・ 鳥取自動車道、観光情報の集中的なPR(大阪事務所)
・ 広域観光による誘客の促進(鳥取、兵庫、京都の三県連携)
・ 観光プロモーターによる的確な情報提供
・ 無料の高速道路であることの情報発信(道路企画課)
A鳥取県東部地域における受け地対策の充実
・ 体験型観光メニュー(グリーンツーリズム、エコツーリズム)の充実
・ おもてなし機運の醸成によるリピーターの確保
・ 地域資源を活かした観光メニューの旅行商品化
◆ 平成22年度 各種の催しを関西地区で集中的に実施
2 県東部地域における取組み
中国横断自動車道(姫路鳥取線)の開通を契機として県東部地
域の住民が一体となって地域づくりを行い、新しい因幡地域を創造
していくため「2009鳥取・因幡の祭典」が開催される
→ 東部地域において積極的な観光振興を図り、県全体の誘客
促進を図る取組みであり、県としても必要な支援を行っていく
3 支援(補助)概要
【補助対象事業の考え方】
@ 大規模イベントの実施による鳥取県への誘客が図られとともに
全国的な広報宣伝に繋がるもの
A 「ようこそ、ようこそ鳥取県作戦」において、鳥取県が推進して
いる体験型観光の充実や、おもてなし機運の醸成に繋がるもの
<参考:因幡の祭典に対する県の支援状況>
(1)第17回地域伝統芸能全国フェスティバルを県が中心となって開催
(2)因幡の祭典実行委員会の要請を受けて、県(観光課)の観光コーデ
ィネーターが観光アドバイザーに就任
(観光メニューの商品化に向けて積極的に助言)
(3)因幡の祭典実行委員会への参画
(4)2009年度の県事業の東部地区集中実施を検討