1 事業の背景・目的
○昨年度鳥取県で開催された「北東アジア地方政府サミット」において、北東アジア地域の新たな貨客船(フェリー)就航に境港を加えることについて参加地域が合意。
○韓国の大手海運会社・大亜高速海運の子会社「DBSクルーズフェリー」が、平成20年夏の終わり頃を目標に、境港から韓国(東海)、ロシア(ウラジオストック)を結ぶ国際定期貨客船の就航を計画。
○1月21日に知事が訪韓し江原道知事と会談し、貨客船航路実現に向けた両県道の協力について合意。また、東海市役所、東海地方水産庁も訪問し、市長、水産庁長とも、航路実現への協力について合意。
○この新航路開設に向けて、貨客船を利用した外国人観光客の誘致を図るため、旅行会社等と連携しながら、誘客の取組を進めていくことが必要。
2 事業概要
(1)事業内容
@クルーズ旅行商品造成支援
・現地観光説明会(モデルコースの提案、観光PR)
・旅行AGT招請・商談会(商品造成)
A広報宣伝
・マスコミ招請(記事掲載による観光PR)
・広報宣伝(旅行会社等とのタイアップによる観光PR)
B宿泊・観光施設等受入態勢及び島根県との連携
→山陰国際観光協議会の中で検討
(2)スケジュール
H20.3月 寄港地旅行市場調査
5月 観光説明会、旅行AGT招請・商談会
6〜7月 マスコミ招請、広報宣伝
夏の終わり頃 就航(目標)
(3)事業費
5,000千円
<内 訳>
@クルーズ旅行商品造成支援 1,400千円
・現地観光説明会(開催経費) 800千円
・旅行AGT招請・商談会(視察等滞在費)600千円
A広報宣伝 3,600千円
・マスコミ招請(取材等滞在費) 600千円
・広報宣伝(広告製作掲載費) 3,000千円
【参 考】就航計画の概要
1 運航会社
名 称 :「DBSクルーズフェリー」
本 社 :韓国ソウル市(江原道東海市に移転予定)
参加企業:大亜高速海運、ハナツアー(旅行会社)他
2 船舶規模等
貨客船:16,000トン級
定 員:300名〜500名
貨物積載量:乗用車75台、トレーナー35台
3 運航経路
東海(月)→ウラジオストック(火〜木)→東海(金)
→境港(土〜日)→東海(月)
週1回運航予定
4 運航開始時期(目標)
2008年夏の終わり頃