1 背景
○山陰両県における広域観光を推進し、山陰を訪れた観光客に周遊していただくためには、観光二次交通の充実が必須であり、県境の壁を越えた広域的な取組みを充実させることが求められている
<実施にあたっての留意点>
収益性が確保されなければ、新たな観光二次交通の整備
は困難 |
↓(対応策)
路線バス等の既存の交通機関の活用を検討することが必要 |
→ 島根県では「どこでもバスブック 島根旅案内」が製作されて
おり、観光客に対して路線バスを利用するための情報提供が
なされている
→ 鳥取県では、路線バスを活用した観光二次交通の現状や観
光客の利用動向が把握できていない。島根県と同様な対策を
実施することが必要
2 事業目的
鳥取県内における観光二次交通を網羅した全県バスマップを作
成する
マップの作成にあたっては、但馬地域、蒜山地域、中海圏域の関
係者(各県、交通事業者など)と周遊型ルートの検討を行い、その
内容をマップに反映させる
3 事業内容
(1)観光客向けバス路線マップ(鳥取バスブック)の版下作成
・バス路線図、時刻表、観光地のデータを一体的に収録
・掲載内容は、観光に特化したものとする
・鳥取県全域を網羅するほか、広域観光を推進する観点から、県境を
越えたエリア(但馬地域、蒜山地域、中海圏域)のルートについても
掲載する
・版下作成委託料 3,000千円
・委託先(想定) 鳥取大学
(2)鳥取バスブックの発行と配付(標準事務費対応)
・配付先 県内の主要駅、空港、観光案内所、観光地
県外事務所
・印刷部数 10,000部
4 予算要求額 委託料3,000千円