事業費
要求額:19,578千円 財源: (要求額の内訳) 追加:19,578千円
部長査定:計上 計上額:11,504千円
事業内容
1.事業概要
県内で唯一福祉学科を設置している境港総合技術高校において、介護福祉士養成施設の認定を受けるために必要な施設設備整備を行うもの。(介護福祉士制度の改正に伴う整備)
◇介護福祉士は介護福祉分野における国家資格である。
- 累計資格取得人数 約54.8万人
- 平成18年の国家試験合格率 約47%
◇境港総合技術高校福祉学科は平成18年度に新設された学科であり、現在介護福祉士取得に向けて取り組んでいるところ。
2.介護福祉士制度の改正概要
(1)改正理由
近年の介護・福祉ニーズの多様化・高度化に対応するため、教育内容を充実させるとともに、すべての者について一定の教育プロセスを経たのちに国家試験を受験する方法に変更し、資質の向上を図る。
(2)内容
以下の要件をすべて満たし、介護福祉士養成施設として厚生労働省の認定を受けなければ、介護福祉士の受験資格を得ることが出来ない。
◇カリキュラム要件
授業時間が1,190時間から1,820時間に増加
→夏期休業中に実習を行うなどして1,820時間の授業時間を確保する。
◇教員要件
教員が取得すべき資格や実務経験期間を新たに設定
→現在示されている要件を満たす教員を確保することは困難であるため、教員要件の緩和を求めているところ。
◇施設設備要件
施設設備要件を新たに設定 → 今回予算要求
(3)適用時期 平成21年度入学生から適用
平成20年度入学生までは、1,190時間のカ
リキュラムで受験資格を得ることが出来る。
(4)経過措置
平成21年度入学生から平成25年度入学生までは、現行の1,190時間のカリキュラムで高校を卒業した後、9ヶ月の実務経験を積むことで受験資格を得ることができる。
3.介護福祉士養成認定校にむかう理由
- 高齢者介護のニーズの増大が見込まれており、高校時に資格を取得し専門性を高めることは、生徒が今後介護分野で働く上で有益であること。
- 養成施設ルート及び実務経験ルートの場合、高校卒業後の専門学校に通学することになるため、保護者の経済的負担が増大すること。
- 実務経験ルートの場合、働きながら国家試験対策をすることになるため、生徒にとって負担が大きいこと。
◇資格取得ルート
4.予算要求内容
(1)施設整備
入浴実習室の拡張に伴い、家庭看護準備室を移設。
(2)設備整備
要件を満たすよう、不足している設備の整備を行う。
(人体骨格模型、障害者用食器など)
5.事業費
※なお、財源は学校教育施設等整備事業債(75%)を充当
6.スケジュール
財政課処理欄
【コメント】
2班体制での実習を想定し、整備面積を査定しました。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
既査定額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
復活要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
追加要求額 |
19,578 |
0 |
0 |
0 |
0 |
12,000 |
0 |
0 |
7,578 |
保留・復活・追加 要求額 |
19,578 |
0 |
0 |
0 |
0 |
12,000 |
0 |
0 |
7,578 |
要求総額 |
19,578 |
0 |
0 |
0 |
0 |
12,000 |
0 |
0 |
7,578 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
11,504 |
0 |
0 |
0 |
0 |
7,000 |
0 |
0 |
4,504 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |