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平成20年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育振興費
事業名:

次世代改革高校生学力向上推進事業

次世代改革推進本部チーム提案事業(教育文化振興・子育て支援チーム  学校・体力・人間力をつけて希望する進路へ部会 )

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教育委員会 高等学校課 学事担当  電話番号:0857-26-7929


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
20年度予算計上額 10,755千円 23,477千円 34,232千円 2.83人 0.00人 0.00人
20年度予算要求額 14,254千円 23,987千円 38,241千円 2.83人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:14,254千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:14,254千円

部長査定:計上   計上額:3,604千円

事業内容

1 事業の概要
 次代の鳥取県を担う人材を育成するため、生徒に進路選択のための大学等の訪問を行わせ、学習に向かうモチベーションを高めるととともに、予備校等のノウハウを吸収して教員の進学指導のスキルアップを図り、進学に必要な学力の向上を図る。
<課題>

    • 県内における児童生徒の学力の二極分化を解消する対策
    • 都市部の私学と地方の公立との格差を生まない対策
・・・円滑な企業誘致になどにも寄与(知事指示)

2 財政課長査定状況と復活理由

【査定コメント】
 学力向上委員会における意見と高等学校における学力向上のための戦略を示すこと。

○進路選択のための大学・企業等での生徒研修事業
    • オープンキャンパスや、研修室訪問などについては、県としては大学との連絡調整や情報提供のみとして、生徒引率やバスの運行まではしなくてもよいのではないか。
○進学指導スキルアップ教員研修事業
    • 既定予算の範囲内で研修派遣すればよいのではないか。
     
【復活理由】
 県内状況を勘案すると、教員・生徒のモチベーションを高め、教員の資質向上を図らなければ、学力の抜本的向上は図れないと考えているところ。
<学力向上委員会で福井県を視察(知事指示)>
・・・東京大学・京都大学入学者数の比較・・・

区  分

H18年4月入学生

H19年4月入学生

鳥取(人口約60万人)

21人

11人

島根(人口約74万人)

23人

21人

福井(人口約82万人)

44人

57人
※福井県は、生徒も教員も非常にモチベーションが高い。
→ モチベーションを高める「しかけ」がこの事業

○進路選択のための大学・企業等での生徒研修事業
    • 教員引率により大学の研究内容等を十分に説明する機会を設けることが必要(単に生徒が自由に大学に行ってみるというだけでは効果が不足)
    • 具体的な目標が定まっていない生徒や、大学を十分に理解していない生徒は、教員引率やバスの運行等の措置をしなければ、わざわざ大学に行ってみようとは思わない。
    • 県内大学研修は、県内大学の振興及び人材の県外流出を防ぐねらいもあるが、経費の生徒負担が伴うこととなれば、研修参加生徒は一部に限られてしまう。
    • この事業のオープンキャンパスは、一般的な大学主催のものとは異なる。その高校のためだけに開催するものであり、教授から当該高校に即した助言をいただけたり、当該高校を卒業した先輩の話を聞けるなどのメリットがある。

進学指導スキルアップ教員研修事業
    • 裁量予算を含んだ高等学校課事業全体でスクラップ・アンド・ビルドを行い、事業費を捻出しているところ 
    • 各学校を施策誘導するのが当該事業である。既定の予算の範囲内での執行となれば、一部の教員の資質向上しかできない。
2 進路選択のための大学・企業等での生徒研修事業

            【査定】1,475千円 その他は裁量予算対応
予算額4,974千円(前年度1,475千円)
 生徒の進路選択に資するため、大学(環境大学・鳥取大学・鳥取短期大学を含む)や企業等に出向いての生徒研修を実施して、学習に対する生徒の動機付けを行う。

区 分

H20実施校

H19実施校

環境大学
鳥取大学
鳥取短期大学

<学校単位での実施校>
    鳥取湖陵 岩美 八頭 
    倉吉東 倉吉西 倉吉総合産業
    米子南
<県教育委員会実施(環境大学)>
    まとまった人数が揃わない学校のために、バス2台により、各校の生徒をピックアップして実施
    (地元大学への理解を促進)

八頭
倉吉東

県外大学
企業等

    鳥取東 八頭 
    倉吉東 倉吉西 中央育英
    米子東 米子西 米子南 境 

鳥取東
倉吉東 中央育英

3 進学指導スキルアップ教員研修事業
    • 学力向上に向けた授業改善・教員の指導力向上を図るため、予備校や先進校で行われている授業や進路指導等を実地見学・体験させる。
           【査定】2,129千円 その他は裁量予算対応
予算額7,480千円(前年度2,129千円)

区 分

H20実施校

H19実施校

予備校

鳥取東 青谷 岩美 八頭
倉吉東 倉吉西 倉吉総合産業 中央育英
米子東 米子西 境
11校81名

鳥取東 岩美
倉吉東
米子東 米子西 境
6校25名

大学
先進校

鳥取西 鳥取商業 鳥取湖陵 八頭
倉吉東 倉吉西 倉吉農業 中央育英
米子東 境
10校57名

鳥工 八頭
倉吉東 中央育英
5校23名
    • 進学指導に実績のある予備校等の講師を招聘して県内で研修会を開催し、全ての県立高等学校で教員の更なる指導力向上を図る。
                【査定】0千円 裁量予算対応
          予算額1,800千円(前年度 0千円)
センター試験(国・数・英)をターゲットに実施
120名(前年度 0名)

基礎学力定着のための学生教育ボランティアの活用
(教育総務課予算)
 教育総務課「学生教育ボランティア推進事業」を活用し、学習支援に学生ボランティアを活用していく仕組を各高校で構築するとともに、学生教育ボランティアに協力いただける学生の発掘を大学に要請する。

エキスパート教員(スーパーティーチャー)の認定と活用
(小中学校課予算)
 高い指導力を有する教員を教科等のエキスパート教員に認定し、教員の指導力向上を図るシステムづくりを行う。

今後の計画
 当該事業としては3年間実施(新1年生が卒業に至るまで)し、それ以降は裁量予算化する。

財政課処理欄


継続分の事業費を計上します。
新規分については、学校裁量予算の中で対応してください。
   

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 14,254 0 0 0 0 0 0 0 14,254
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 14,254 0 0 0 0 0 0 0 14,254
要求総額 14,254 0 0 0 0 0 0 0 14,254

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 3,604 0 0 0 0 0 0 0 3,604
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0