○発熱外来について
(ア)新型インフルエンザは、何時発生してもおかしくない状況であり、発熱外来の設置は急務である。加えて、新型インフルエンザ発生後は、世界中で防護具に対する需要が急激に高まるため、調達自体が困難となり、県内発生初期の対応が間に合わなくなる恐れがある。
(イ)発熱外来の設置については、現在各種会議等で医療機関に対し、精力的に調整を続けており、前向きに検討いただいているところである。
(ウ)このことから、防護具整備等への県の取組姿勢を示し、発熱外来設置についての理解を求めながら、今年度中に発熱外来設置想定箇所60箇所の内、10箇所の確保を目指し調整を行うために、発熱外来設置に係る防護具の整備を行うこととしたい。
[参考:1]
発熱外来の整備については、8月5日(火)、7日(木)に東部及び西部で開催した新型インフルエンザ医療機関関係者会議(各福祉保健局主催)においても各医療機関へ説明及び要請を行っているところである。
[参考:2]
平成20年8月現在、海外および国内で人から人へ感染する新型インフルエンザの発生は確認されていない(発生未確認期)。
○公共交通機関を利用しなくても通院できる公立中学校区内に1箇所の計算。・・・60箇所程度
○今回の補正では、発熱外来設置想定箇所60箇所のうち、今年度中に受入れが見込まれる10箇所分について、先行して整備を行う。
○今後、他の医療機関等で受入容認の意向が確認できれば、残りの50箇所分について、同様に順次整備を行うものとする。
※感染防護具配備想定時期について
発熱外来の設置を依頼し、承諾が得られた医療機関を、発熱外来として指定した後、順次配備を行う。